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隻眼の少女

隻眼の少女麻耶 雄嵩文藝春秋2013-03-10 いかにも麻耶雄嵩氏の作品、と感じました。以前よりは読みやすい方だとは思うんですが、中盤までは本当に退屈ですね。人物描写が淡白で似たような名前が多いからか、登場人物に感情移入しにくかったという...
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マリアビートル

マリアビートル (角川文庫)伊坂 幸太郎KADOKAWA / 角川書店2013-09-25 『グラスホッパー』の続編ではありますが、前作を読んでいなくても問題なく読め、前作を読んでいればニヤリとする場面があるので、とても望ましい続編と言える...
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叫びと祈り

叫びと祈り梓崎 優東京創元社2013-11-29 世界の様々な国で起こる不可思議な事件、それらを綴った連作集です。とてもこれが新人の処女作とは思えないくらい完成度が高いです。 どの作品も一癖あって斬新で、事件の背景にその国ならではの風土など...
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灰色の虹

灰色の虹貫井 徳郎新潮社2010-10 貫井徳郎氏といえばトリックや意外性のある作風、という印象が強いのかもしれませんが、本作はどちらかというと社会派的な、重く、迫力のある内容でした。 冤罪で人生を狂わされた青年の復讐の物語なのですが、登場...
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明日の空

明日の空貫井 徳郎東京創元社2013-04-26 帯に惑わされるな!と常日頃から自分へ言い聞かせているわたくしでございますが、10年ぶりの書き下ろしとか書いてあると、やっぱり気になってしまうじゃないですか。短い時間でさらりと面白いものが読み...
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造花の蜜

造花の蜜連城 三紀彦角川春樹事務所2008-11 連城三紀彦氏の作品は今まで手にした事がなく、世評からは流麗な文章でのミステリーを書かれているらしい、といった印象がありました。そのせいか、最初読み始めた時は「意外と平易で読みやすい文章になっ...
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噂(新潮文庫)荻原浩新潮社2006-03-01 あえて文庫本ではなくハードカバー版で紹介するのは、理由があります。文庫本だと帯に余計な事が書いてあるのです。Amazon の画像にまでもが帯つきなのです。俺的にはネタばれ全開一歩手前って感じな...
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ANOTHER

綾辻氏が描く、ホラーとミステリーが融合した世界。 こう聞くと思い出すのが、『緋色の囁き』です。 昔は小説の類はまったく読む事がなかったものの、今は無きゲーメスト誌にて、いしいぜんじ編集長がオススメしてたので何となく手にした結果、「本格ミステ...
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さよなら、ジンジャー・エンジェル

さよなら、ジンジャー・エンジェル新城 カズマ双葉社2010-02-09 『15×24』(感想)の新城カズマ氏の新作、という事で手にしてみました。氏が他にどんな作品を書かれてるのか、気になっていたタイミングだったので、割とすんなり手にしてまし...
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ソロモンの犬

ソロモンの犬 (文春文庫)道尾 秀介文藝春秋2010-03-10 道尾秀介氏と言えば、個人的には『向日葵の咲かない夏』(感想)の印象が強くて、暗い雰囲気のミステリーの作風と思ってしまうのですが、本作を読んでると瑞々しい青春モノ*1も得意とさ...
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