大（Oｈ！）水木しげる展

全国十カ所の巡回、ということで福岡でも開催されたので行って来ました。会場に入ったら最初のうちは自伝漫画が設置されてるだけで、しかもところどころ写植がはがれてて（わざと？）、もしかしてこれだけで終わり……？と恐れていたのですが、思いのほか会場はボリュームがあって満足いたしました。
自伝漫画には想像もしてなかった人生遍歴が書かれてました。「お前の好きな召集状が来たよー」と言われて兵役に従事し、ラッパ吹けなくて最前線に飛ばされたり、左腕を失って重症になりつつも生還したり、忙しくても稼げない生活が続いたり……といった感じにかなりハードです。それでいてあのような笑顔をされるのですから、凄いなぁと感心します。
会場には色々なものが展示されていました。当然のように写真撮影は禁止でしたし、筆記も禁止されていたのでうろおぼえなのが残念。水木しげる氏の屁の缶詰くらいしかはっきり覚えてないとは……あとは妖怪の写本みたいなものに「京極夏彦氏　貸し出し」とか書いてあって驚いたことくらいしか覚えてないです。もったいない。
おみやげコーナーにはかなり沢山グッズが売られていたのですが、悩んだ挙句、鉛筆立てと石鹸置きを買ってきました。さっそく耳掻き入れと日用品置きにしてます。余談ですが、最近は塗り壁を見ると墓の下の旦那様を思い出し「同士よ……（何の？）」とか思ってしまいます。

会場を出て改めてポスターをよくよく見たら、妖怪に混じってこんな人が↓

もしやと思って探してみたら、黒い手袋をしている人物も発見↓

まぁ、二人とも妖怪だしなぁ。