あの伝説が再び
あの名作『REDLINE』がなんと10周年記念で、劇場にてリバイバル上映中です!
みなさま\(^o^)/ #REDLINE 10th Anniversary上映会が、2.26(土)~全国劇場にて
順次公開することになりました❗️
詳しくはこちらの劇場情報ページからご確認ください。https://t.co/jH1w0wmjNC
ぜひ、お近くの劇場で
皆様のお越しを心よりお待ちしております🙇♂️✨#祝おうREDLINEDAY pic.twitter.com/TTouApnFg4— REDLINE10thAnniversary (@10thpartners) January 29, 2021
REDLINE 公開10周年記念 全国上映ツアー
滅多なことは言えないですが、ただかなりの確率で、今回の全国公開を見逃したら、東京以外でREDLINEが劇場で上映される可能性は、ほとんどないと思います。
しかも今回は昨年作った10周年記念のデジタルリマスターでの上映なので、実質東京以外では初公開。 pic.twitter.com/IJGZvGzdQX
— James Shimoji 💋 ジェイムス下地 (@JamesShimoji) March 8, 2021
映画館で見ると、なお一層楽しめるド迫力な作品です。
今はみなさんエヴァを見るのに必死だと思いますが、各地域で一週間ほどの限定上映なので、このまたとない機会に劇場に足を運ぶことをオススメします。
福岡県ですと、キャナルシティ博多(約120人収容)で3/18(木)まで上映中、4/2(金)からはキノシネマ天神(85人収容)で上映予定のようです。
4/2(金)公開📽️
『 REDLINE 10th Anniversary』#キノシネマ天神 にて上映#木村拓哉、#蒼井優、#浅野忠信 などの奇跡のコラボレーション! アニメ表現の枠を超えた全編手描きアニメーション映画!!マーク
2010年の公開からカルト的人気を誇る本作を10周年の節目にロードショーいたします!!#REDLINE pic.twitter.com/jVPp6PaED6— 【公式】kino cinéma天神 (キノシネマ) (@kinocinema3) March 5, 2021
このまたとない機会に、是非劇場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
どんな映画なのか
全編テンション高くてハチャメチャで、例えて言うならミサイル打てるようになった『F-ZERO』に『男塾』のメンツが乗ってると思っていただければいいかと思います。『男塾』の代わりに『終末のワルキューレ』や『忍者と極道』や『アストロ球団』で置き換えてもいいんじゃないでしょうか。
ほんとこの作品すげー
手描きのセル画なんだぜこれデジタル主流の時代に、手描きでとんでもない躍動感出てる
よく昔のアニメとかで、背景が綺麗でも動く部分だけクオリティ低くいとかあったよね
それがない、全部クオリティ高い作画が最後まで続いてる最高にクレイジーでクール
REDLINE おすすめ pic.twitter.com/2Tyc2OJRAG
— ノーマン・モリーダスLv:8 (@mammoth_monma) October 2, 2020
この予告編を見て、面白そう!と感じたら、その直感を信じましょう。
このクオリティでラストまで100分続いちゃうんですが、それを実現するために7年かけて10万枚手書きされたそうです。
正気にては大業ならず。REDLINE道は死狂ひ也。
さぁ、この”バカなお祭り”を映画館で体験しよう!!!
声優について
この作品に興味をもっているものの、声をあててるのがキムタクこと木村拓哉氏であることを心配し、見に行くのを躊躇ってる人も居るかも知れません。日本映画だと、声優経験ない俳優を無理やりあてがって、作品の品質を下げててがっかりするケースも少なくないですし。
その心配は杞憂ですから、ぜひ劇場で鑑賞してほしいです。 細かいところも含めとても演技がうまく、不器用で優しい青年である主人公JPがそこに居る、生きている、と感じられると思います。JPの演技で、地味にうなったのがお茶をすする時の音ですね。あんまりにも自然すぎて初見だと分からなかったけど、再鑑賞した時は驚きました。あたかも落語で美味しそうに蕎麦をすする演技を見たかのような気分。
観終わったあと、スタッフロールで「そういえばキムタクだった」と思い出すレベルで、いい演技だと思いました。
そう言えば『キムタクが如く』こと『死神の遺言』を遊んでなかったので、来月PS5で廉価版出るから遊ばないと。演技力にも期待大ですね。
十年ぶりの再会
十年前に見に行ったときは、今は11歳の息子も赤ん坊だったので、よくもまぁ見に行ったなぁと今更ながら思いますが、だって爆音上映だったんですもん。しょうがないですネ!
同じ週にみたエヴァンゲリオンを4DXで再鑑賞することも考えたんですが、サントラ聴きながらツイッターでの皆さんの感想を見てると、居ても立ってもいられなくなりました。すでに一回見た作品なのに、このワクワク感はヤバい。ああ、はやくREDLINEをキメたいっ!!!
そういうわけで二日前の0時になった瞬間に予約しようとしたのですが、エヴァ効果でサーバー落ちまくり。40分の死闘の末、なんとか予約できたんですが、自分ひとりしか予約している人がいません。このまま貸し切りになってしまうのか……?と危惧してましたが、当日夕方に5,6名に増えて「同志諸君よ……」て気分になりました。
そんなこんなで、寧々さんと一緒に観に来ました。
さぁ、ふたりでREDLINEを浴びるぜっ!!!
……とその前に、グッズ類をチェック。残念ながらキャナルシティ博多ではパンフレットを扱ってませんでしたが、それ以外は一通り揃ってる感じでした。というか東京とかでもパンフレットは扱ってないっぽいですね。さすがに十年前の映画だから無理でしたかね……
まさか令和の時代にREDLINEグッズを買えるとは、、、心のなかで合掌しつつ、すでにサントラは持ってるので、今回は10周年記念CDとバッジ2個を買いました。ポスターも貰えてラッキー!(なおもったいなさすぎてポスターはまだ開けてません……)
十年前に買ってたREDLINEのパンフレット、かなり大きいです。エヴァのパンフレットを比較においてみましたが、それより一回り大きくてド迫力です。
試しに所有してるパンフレット類と並べてみましたが、これほどの大きさなものはありませんでした。
デカァァァァァいッ説明不要!!
というか、パンフレットっていろいろなサイズがあるものなんですね。どれもこれも、作品同様に愛おしい。
凄まじい熱量
十年ぶりだったので、昔みたいに楽しめるか少し心配ではありました。この十年の間に色々な作品が登場し、時代遅れに感じられてしまうかもしれない。それはあたかも、かなり昔のSF小説やミステリー小説を読んでしまった時のごとく。
それだけでなく、自分自身の状態の問題もあります。もう自分は今年で50歳と大台で、ひたすら衰えていくだけで、感性も鈍ってしまっているのではなかろうか。子供ができてからは娯楽作品であっても子供がひどい目にあう作品は耐え難くなったり、等といったように自分自身の中の嗜好も徐々に変化していき、振り返ると別人のように考えが変わってしまうこともあるかもしれない。
……なんて心配は杞憂でした。もうサイコー!!!
十年ぶりに見ましたけど、相変わらず凄まじい熱量で、テンション上がりまくりです。
アツイゼ、アツイゼー、アツクテシヌゼェー!
5点満点で10000点くらいつけちゃう勢い!
Filmarksはシステム改修して10000点まで付けれるようにした方がいいんじゃないでしょうか(真顔)。むしろ”5点じゃ足りない”という点数を用意していただきたい所存(点数高すぎてシンクロ率ゼロ理論)。
十年経っても色褪せるどころか、オンリーワンな存在だと再確認しました。
この作品には、人生への指針とか、高尚なテーマとか、そんなものは一切ありません。
ただひたすら面白く、ゴール(エンディング)まで勢いを落とさずに疾走する、その意気や良し!
貸し切り上映だったら絶叫する勢いだったものの、周りに人が居たのでいつもどおり大人しく鑑賞していましたけど、スタッフロールでは衝動が抑えきれず、右手で軽くトントンとリズムをとってノリノリです。スタンディングオベーションしかねないくらい興奮してましたが、理性で抑え込みました。
これは応援上映とかで再鑑賞したいですね(コロナ収束しないと無理そうですけれど)。あと出来れば4DXでも見てみたいです。再上映というだけで奇跡的なのに、人の欲望に底は見えません。一度ミルクを飲んだ子猫は水を飲まなくなるといいますしね。
通常上映でここまで興奮してしまうのですから、自分がどうなってしまうのか分かりませんけれど、東京でのみ4DX上映とかなったら上京する覚悟はできてますので、なにとぞ……っ!!
寧々さんにも感想を聞いてみましょう
「寧々さん、楽しめた?」
神は細部に宿り、情念は線からほとばしる。
あたかもそこに”生きている”と見紛うほどに。
そんな実感を得た”デート”でした。
祭りの終わり
今週は漫画『ジャンケットバンク』や『怪獣8号』が休載で寂しくなるところだったんですが、月曜は『エヴァンゲリオン』、金曜は『REDLINE』でテンション爆アゲという、いろいろな意味で凄い一週間でした。
この二つの祭りから、漫画『嘘喰い』のエアポーカーとハンカチ落としを思い起こしました。
多くの人間が熱狂的に盛り上がる祭りことエヴァがエアポーカー。
限られた少人数で、静かで厳かな祭りことREDLINEがハンカチ落とし。
どちらも自分にとっては大切な思い出です。
とてつもない祭りが終わって、その後の寂しさを感じつつ帰宅し、息子をお風呂に入れて寝かしつけて、そのあとでゆっくりと10thCDを聞いていると、しんみりするどころか興奮冷めやらず、十年前に買ったサントラを聴きながらツイッター漁りの態勢に入りました。
感想を見てたらリミックスアルバムの存在を今頃になって知って、ネットで試し聴きしたら数秒後には購入してしまいました。ネット時代はサイフのヒモなんて無きに等しい! ボタンクリックするだけで音楽買えちゃうのサイコー!!
各種配信サイトがありますが、今回自分はiTunesで購入しました。同期とか取らなくても、PCやiPhoneへ自動的に曲が反映されるのが便利すぎてサイコー!!!
曲の内容ですが、控えめにいっても、サイコー!!!!としか言いようがないです。
ついでに小説版の存在も知りました。しかも牧野修氏がノベライズ?!
どうも映画版はスピード感を重視するため、用意してた裏設定を表には出さず、主人公周りのエピソードだけ使ったらしいですね。以下、パンフレットから抜粋したインタビュー部分になります。
石井 今回はイメージを掴むためにビデオコンテを作ったんですが、つなげてみたら意外に長かった。やっぱり登場人物が多くて、群像劇の側面もありますから。結局、手続きや枝葉の部分は大胆に削りました。
インタビュアー 確かに「裏ストーリー」の存在がすごく匂ってくる映画ですよね。
石井 たっぷり用意してありますよ(笑)。でも今回は「長~い話のラスト100分」でいいんじゃないかと。
これはもう小説版も読むしかないな、と思って即座にポチりました。週末には届くみたいで楽しみです。
まだまだ祭りは終わらないっ!!!!!
まとめ
みんなも『REDLINE』を絶対劇場で見てくれよな!!!!!!
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