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映画

MAD探偵 7人の容疑者

原題の『神探(Mad Detective)』を、こんな邦題にしてしまうか、と最初は思っていたんですが、見終えてしまった今では意外と作品のイメージにあってるかもしれません。タイトルを見たら「なんだこりゃ?」と感じるでしょうけれど、その印象を裏切らない怪作ですから。
主人公の探偵は、一風代わった捜査方法をとるのですが、その奇行の数々がインパクトがあります。特に冒頭の耳をプレゼントするシーンは、別人格のいない上司に対するプレゼントという意味だけでも相当キてますが、製作者側としてはゴッホがもし探偵になったら、という想いを込めていたらしいです。なんというか、もう、言葉が出ないというか、なんだかもう。
この作品の予告編は見てもかまわないでしょう。うまく作られてるので、実際に鑑賞しても衝撃度は薄まらないと思います。逆に言うと、あの奇妙さが予告編だと良く分からないので、予告編は見ずにいきなり本編見る方がいい気もします。あの予告編でこの怪作への興味を無くされては元も子もないですし。とか言いつつも動画はっておきますが。

娯楽作としてまっとうな作りなのに、こんな変わった印象を持つ映画というのも凄いですね。『エル・トポ』を見たときくらいのインパクト、というと言いすぎかも知れませんが、珍しいもの好きな方はぜひ前知識無しで鑑賞すべきでしょう。

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