前日は午前4時過ぎまでシベ超4を鑑賞、そして6時間後には本作を鑑賞、というかなりとち狂ったスケジュールでしたが、初回上演だけは水野晴郎閣下の舞台挨拶があるんですから行かないわけにはいくまい!
100人収容の映画館なので、立ち見とかになるかもしれないと思い、気合入れて9時過ぎに行ってみました。なんか女子高生二人組みが並んでました。さすがに他の映画で並んでるんでしょうけど。
そうこうしてると一時間後、開演直前になってジョージさんらと会うことができました。ちなみに俺の後ろには誰も並んでませんでした。安心を買ったんだ、と思うことにして入場です。レジに「シベチョウ 1800エン」と表示されるのに軽く度肝抜かれつつ入場。
3人で一番前の中央席に陣取りました。閣下を少しでも間近に見たいココロの現われです。上映開始の前にふと後ろを振り向いて人数を数えたら16人でした。前回キャナルシティでの上映会ではかなりの大人数が来てたらしいので、今回は宣伝が足りなかったかなぁ、と残念無念。
映画の感想としては、普通の映画になってきちゃったなぁ、という感じでした。セットなどがかなりしっかり豪華な作りになり初期のチープさが消え、ベテラン俳優の名演がかなりしっかしてて、閣下の出番がかなり少なめだったため、なんかプラスマイナスゼロといった感じでした。
敢えて言えば、豪華な火曜サスペンスといった趣です。普通の火曜サスペンスよりは凝ってるんだけど、ミステリー映画として見るにはさすがに。でもそんな目的でこの場に見に来てる人はいないと思います。「また変装ネタかよ!」とか「密室と思ってたらちゃんとドアが堂々とあった」とかその辺のだらしなさを楽しめるような人にとっては、もう少しひどい有様だったらなぁ、という思いです。
しかしご心配なく。4はそういう意味でかなり凄いです。期待してていいですよ。あと、5についても少し話が出てまして、ほんとにユン・ピョウが出演するらしいとか、ロープアクションだけどCG使ってロープを消したりしない(それがシベ超だから、という理由で!)そうです。6は閣下のベッドシーンもあるらしいし、今後も楽しみですね。
そして上映が終わりしばらくして、遂に軍服姿のBONちゃんと閣下が入場されてきました! う、動いてるーっ!!(←ひどい感想) 閣下は割と真面目に映画に対する思い入れを語られてました。でも上映してたのはシベ超3。そう思うと普通の喋りを聞いてるだけでもおかしくなってくると言うものです。
そしてついにお待ちかねの握手&サイン会。始まる前に閣下が「いやー、福岡は建物の中でサイン会ができて嬉しいねー。名古屋のときは、深夜にラーメン屋が並んでるところで、地面に座ってサイン会したんだよねー」と語られてて、仕事を選ばない姿勢がかっこいいとか思ってたのですが、後から聞いたら、なんと閣下自らが営業などもされてるそうです。ここの映画館に閣下自ら電話して「こんにちは、水野晴郎です。そちらでシベ超祭り、いかがですか?」だそうで。
みながなかなか前に出ないので、思い切って真っ先にサインしてもらって握手もしていただきました! 一番乗り!
ちなみにサインは水野晴郎名義、マイクミズノ名義、山下達郎(?)名義、と三種類あったそうです。ジョージさんは3種類全部書いてくださいと無茶言うだけでなく、ボルシチと書いてもらってました。勇気あるなー。閣下は嫌な顔せず快くサインされてました。もちろんボルシチのスペルは間違ってました。さすがです。
そうこうしてると、とあるカップルが「わたしたち、シベ超1で知り合ったんです。今度結婚しようかと思ってるんです」と電撃発言。すると閣下らは「おお、それはおめでとう。じゃあ我々が仲人しようか?」と言われ、BONちゃんがすかさず「でも軍服でしか行かないからね」とフォロー(?)。「あー、でも仕事が入ってると無理かもね。でもそのときは電報だけでも必ず出すから」と心配り溢れた発言を受けて、カップルは「じゃあ、水野先生のスケジュールに合わせて結婚します!」と爆発発言。世の中広いなぁと思いました。
その後も閣下らのトークショーは続きました。映画よりサイン会&トークショーの方が長かったんじゃないかというサービスっぷり。話の途中であまったTシャツを女子高生二人組みにあげてたりしました。あ、彼女たちは今朝並んでた子じゃんか! まさか本当にシベ超目当てだったの!
そうしていると、突如BONちゃんが俺を見て「あれ? 君は確か、昨夜もいなかったっけ?」と言われたので、「ええ、昨夜は4を見て、殆ど寝ずに3を見に来ました!」と張り切って答えたところ、「そっか。じゃあ君にも何かあげよう! 今はもう何も残ってないから、住所送って貰えたら何か送るよ」と思わぬ太っ腹な発言が! 恐る恐る住所を伝えたところ、なんと本当に届きました!
閣下の「戦争はしなきゃいかん!」発言ポーズでキメ! (ちなみにシベ超1の最後の演説の時の伝説的ミステイク)
けっこうしわくちゃだったのは、誰かが着たあとだからじゃないかと思いました。このTシャツは世界で40くらいしか存在してないらしいし。本当にありがとうございました!
最後の勇気を出して、BONちゃんと閣下に挟まれて写真を撮らせていただきました。まみりんにその写真を見せたところ 「だらしなーい! なに、このニヤケっぷり。結婚式のときでもこんな嬉しそうにしてなかったよねー」と言われたので、「え、別に結婚式のときは嬉しくな……とつい漏らしてしまってそのあとが大変でした。
なにはともあれ大変楽しく有意義な体験でした。シベ超5のときも祭りがあると信じて、待つことにします。シベ超はどこまでも走り続けます!
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