部屋を掃除してたら、昔使ってたゲーム用の方眼ノートが出てまいりまして。ぱらぱらと眺めてみますと、青春の欠片とでも言うべき光景がちらほらと。
ウィザドリーのマップとか、初代女神転生のラストダンジョンのマップを断念した形跡とか、シャーロックホームズを攻略しようとしてた無謀な形跡とか。ダメすぎな青春。青春と言うにはつらすぎる。
そんな酸っぱい(甘酸っぱい、ではない)ノートの中に自作エディト面が幾つか書かれてました。自分の底意地の悪さはこの頃から培われていたのだな、と窺い知れる内容だったので、公開してみます。
詰めロードランナーを幾つか複合させた面。どの順番で金塊を取っていくかと、敵をどのように閉じ込めて進むかが鍵。
アミバの木人形(デク)さんにクリアの仕方を披露してください、と言われたので二十年ぶりくらいにプレイ。自分でもすっかりクリア方法を忘れてて、一個ずつ金塊を無事に取れたらその都度面を修正してとれたことにして、というヘタレプレイをしつつ、金塊をとっていきました。たまに順番どおり取らないと他の金塊が取れなくなったりして、最初の面データを読み込み直したりと、オンナスキー風に言えば「お前の面だぞ?!」といった感じでございました。
そして終盤、「嶽花さん、ここからが良く分からないんですよ」という部分まで来て、驚愕しました。有るはずのところに床がありません。これじゃクリアできないわ。わはは(笑えない)。と言うわけで今はちゃんと修正済です。以前のミス有りバージョンに挑戦された方、すみませんでした。
難易度的にはそこまでない面。ロードランナーの顔をモチーフにしました。金塊を取り終えると、ロードランナーがニヤッと笑います。何かを嘲るように。
自分の作る面って、ほんと敵との追いかけっこがないですね。そういう部分も意識した面も作ってみたいですね。
アミバの木人形(デク)さんから送っていただいた面。ご本人いわく「詰めというよりは敵との追いかけっこなんですけどね」ということですけど、俺には追いかけっこになるところまで行き着けません。誰か俺の代わりにクリアしてください。
アミバの木人形(デク)さんからまたまた送っていただいた面。毎度毎度どうもです。ご本人いわく「題して”蟻地獄”です。ネタ面なので、簡単です。クリアしてみると、あれっと思うはずです」だそうです。個人的にはエディト面って、見た目のインパクトも重要だなぁと感じ入りました。
アミバの木人形(デク)さんから、リメイクされた面が送られてきました。ご本人いわく「前回のに比べると、練習しだいではスムーズにクリアできます。で、前回の面ですが……一応クリアできるんですが、中央の敵がいるところは、なんかランダム?で敵のスピードが若干遅くなることがあり、そのときじゃないと抜けれないみたいです。理由があるかもしれませんが、解読してません。それは、やばかったので改良面では、削除しました」とのことです。
アミバの木人形(デク)さんから、またまたまたまた投稿です。ご本人いわく「敵の頭上を走らせる面を作ってみました。ご堪能ください」とのことです。
アミバの木人形(デク)さんから五個目の投稿です。ご本人いわく「今度は、敵の上を長く走らせる面を作ってみました。これは言っておかなければなりませんが、画面左上の方の金塊なんですが、ブロックが復元する瞬間に通りすぎると上下左右すり抜けられるようになるみたいです(ちなみに消せなくなります)。というか、すり抜けられるようにしないとクリアできません。バクみたいなんですが、面に取り入れています」とのことです。
他にもWEB上ではLR_EDITやロードランナーの部屋やFCロードランナーで遊ぶといったサイトでエディト面が公開されていていますので、皆さんも楽しまれてみてはどうでしょうか。
また、PC用の『ロードランナーファンブック』には色々な方が作られたエディト面がわんさかと掲載されていて、いろいろなタイプの面があって圧巻でした。
ファミコンのエディト面に応用するのは難しいかもしれませんが、それはそれとして手元に置いてて嬉しい逸品です。入手はかなり難しいと思いますが、ファンなら必携でしょう。
コメント