「左のビキニを取られたら右のビキニも取られよ」(マタイ伝65535節より)
ビキニカラテの前ではいかに人は無力か、広島で思い知らされてきました。なんつーか、ゲームというよりもパーティグッズです、アレ。煽り文句からして遠い彼方にイってます。
驚愕のCD4枚組!『ビキニカラテ』こそが最強の格闘技である。「近年、対戦格闘ゲームに登場する女性キャラクターのコスチュームは、どんどん露出度が高くなっています。それならばいっその事、ビキニをコスチュームにしてしまえば良いと考え、このゲームを開発しました。」
こうも突っ込むところが多いと、突っ込むとブロッキングとられそうで躊躇してしまいます。
このゲームってCD4枚組なんですけど、ゲーム開始するのにはCDを必要としません。つまりインストールするには、CDの中身をフルにHDDにいれます。必要HDD容量2.5ギガ以上。ゲーム始める前からユーザーを選ぶにもほどがあります。
15分以上かけてCD4枚分のデータをインストールし、説明書の指示どおりに修正パッチあてたら動きやしません。再インストール(15分)して、もう一度パッチあてますがやっぱダメ。もしやと思って再インストール(15分)して、パッチ当てずにやったらプレイ可能。アホか!
でもうっかりパッチ当ててしまい、またもや再インストール(15分)。普通にプレイする前に一時間以上が経過し、ようやくプレイ。
5分後。
「ねえ、ピノさん」
「なんです?」
「パス(コントローラを投げつけながら)」
それ以来コントローラーには触ってません。インストールの方が圧倒的に時間多いってどうなんでしょうか。
そしてピノさんがようやくクリアしたときは、皆がいっせいに歓喜の雄たけびとともに握手をしあい、広島・福岡・岡山・大阪・千葉の心が一つに! ビキニトライアングル! これ以上考えられないくらいヤな一体感!
いろいろとダメすぎで凄いです。なんせガードボタンが効果でるまで一秒くらいかかるくせに、ダウンから起き上がるときにはガードボタン効かないし。つまり攻略としては相手を転ばせて、ダウン中に重ねるようにしてダウン技を当てて、ダウン中に(繰り返し)という始末でして。いや、そういうシステム上の不備とか問題にしてる場合じゃない。
やはり特筆すべきはビキニにてカラテという濃い雰囲気でしょう。嫁が見た瞬間「だらしなぁい」と言い放つのも無理はありません。「これ売れてるの?」と嫁が聞くので「メッセサンオーで売り上げ一位だよ」と答えると「だらしなぁい」と言い放つのも無理はありません。
(▲)(▲)ビキニカラテ( ▼ ) part2 スレでもこんな意見が。
キャラを日本人のみにしたらもはやビキニカラテではない。百歩譲ってそれがビキニカラテだとしても、モニタの中の彼女たちはベイブではない。ベイブじゃないビキニをビキニと言えるのか?否。断じて否。ベイブこそがビキニであり、ビキニこそがベイブなのだ。
意味は分からないけど何が言いたいかは分かった。といった感じに世界観が何よりも重要な位置を占めているのは間違いない。だてに格闘ゲームのくせに、技の話題が全く出なかったりしませんよ?
濃すぎるキャラの中でも一際異彩を放ってたのが、アメリカ代表のチアリーダのThaliaです。技名もなんか凄いです。ブタの尻尾歩きとか、蹴るのに夢中とか、 回転してニヤニヤとか、ちょっとおバカな女の子とか(←ちょっとどころじゃないだろ?!)、とても技名に思えません。その中でもみなのお気に入りの技はコレ↓です。
サナダファイヤー(仮)
動画も発見しました。実際に見てもらえれば、ここまで説明してきた内容が良く分かっていただけると思います。
そんなわけで大人気の(一部に)ビキニカラテ、次の闘劇で予選が開かれるらしいので皆で練習だ! 会社は倒産したけど細かいことは気にしちゃダメだ!
コメント