物悲しいテーマ曲と圧倒的な映像美で描かれる、あの時もしこうしていたなら、という選択の積み重ねの物語。
1,2,4,8……と分岐が分岐をよび、作中でのストーリーラインがかなりの数になってくるのですが、鑑賞してて全く混乱しませんでした。そう考えると、難解極まりない『プライマー』*1を思い起こし、なんて凄いことをさらりと成し遂げてるんだ、と驚愕するしかありません。
あまり有名ではないようですが、かなりの名作だと思いますので、これ以上の前知識なしに鑑賞して、どっぷりとこの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。圧巻。
- 注1 : 『プライマー』は面白いか。そう聞かれて「はい」と即答しづらいものがありますね。というか見てて眠くなりました。でも凄いことは凄い、しかし初見ではまず意味が分からないのはどうなのか。それが味でもあるとは思うんですが。混乱した人はこちらのサイトの解説を読んでみましょう。こんな話だったのかと驚きます。
コメント