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映画

4デイズ

普通のアクション映画かな、と思って鑑賞したらかなりの問題作でした。とりあえずアクションものではないので、サスペンスものと言ってしまってよいのでしょうか。
犯人役の目つきの危うさもかなりのものなんですが、Hなる人物もインパクトがありました。周りの登場人物がボソッと「はじまるぞ」というだけで緊張感を与えてくるところとか、演出が巧みですね。
拷問という要素が作中で出てくるんですが、現実よりはいろいろな部分がマイルドになってたり、話の展開にある意味ご都合主義的なところがあるとも思えます。しかしリアルさを追求しすぎると映画が成立しなくなるから、この辺はしょうがないかなという気もします。というのは見終えた後に思った事で、鑑賞している最中は緊張感がずっと続いてて、そんな事考えてる余裕はありませんでした。

特筆すべきなのは、この作品で訴えられている現代のアメリカの病巣ともいえる状況です。あんな政策を取っているせいで、これからも現実にこんな危機を常に抱えていかなければいけない、という無限地獄。
原題が「UNTHINKABLE」というのも頷けます。
こういう描写もあったせいなのか、アメリカでは上映禁止になったそうですね。よっぽど触れてはいけないテーマだったのでしょうか。不謹慎な想像ですが、今の日本だと原子力発電の暗部に深く突っ込んだ作品を作れば、上映禁止になるのかもしれません。
逆に言えば、今日本で放映されている原子力発電をテーマにしたものは、クリティカルな内容ではないのかもしれません*1
いろいろな意味で衝撃的で、問題作だと思います。

  • 注1 : そういえば『白竜』という漫画が311事故の直前まで原子力発電所をテーマにした話を連載していたのに、途中で打ち切られたらしいです。

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