2018/12/28追記
現在はFireFox用のアドオンが提供されているので、こちらを使うのがいいと思います。試しにFireFox最新バージョン(64.0)で導入しなおしましたが、問題なく使えました。
「は*ま起稿」というサイトはGoogleの検索結果で上位に出てきてしまうので、知らない人はツイッターなどでURLを貼りがちなんですが、個人的には大っ嫌いなのでサイトの名前も見たくないくらいですし、うっかりクリックしてPVに貢献して活動へ寄与するような真似すらしたくありません。恣意的に歪めた情報の切り抜きを発信して、世論や市場を操作する悪質なステマブログは、正直滅んで欲しいです。あの手のブログみて、一本でもほしいと思ったゲームありました?
そういうサイトを見たくない時のために、FireFoxだと「はちま禁止」というアドオンがあったのですが、こちらは自分で禁止サイトを編集できず、アドオン作者自身がいろいろ問題を起こしていたり*1、と使うのを戸惑うような状況でした。
そんな中はちまバスターという拡張機能のまとめがあったんですが、残念ながらGoogleChrome専用でした。FireFoxをメインブラウザにしてる自分には、このままだと使えません。というわけで、GoogleChrome用の拡張機能である「はちまバスター」をFireFoxでも使えるようにしてみたので、その方法をまとめてみました。
- 注1 : 何があったのか知りたければ、ご自身で調べるのを止めはしませんが、あまり良い気分にはならないと思います。もし「はちま禁止作者による謝罪記事」というリンクを発見したら、うっかりクリックしないように気をつけてください。こういうことをする人がアドオン作ってた、というのがビックリですね。
まずは前準備として、GoogleChrome用の拡張機能がFireFoxでも使えるようになるアドオン、Chrome Store Foxifiedをインストールしておきます(最新版のFireFoxでないとインストールできても使えないようなので要注意です)。
Chrome Store Foxified :: Add-ons for Firefox
2017/06/27追記
なかなか導入できないという意見があったので、作者の方には無許可なんですが(連絡を取る方法がご存知の方がおられましたら、ご教授していただけると幸いです)、ひとまずFireFox用で使える状態のアドオンをダウンロードできるようにしてみました。なおバージョンは0.11.4となっていますので、最新バージョンを使いたい場合は、以下の説明を読んでご自身で導入してみてください。
上記アドオンをインストール済の状態で、下記の配布サイトを表示します。
はちまバスター – Chrome ウェブストア
すると右上のインストールボタンが「ADD TO FIREFOX」というボタン名に変化してると思います。
これをクリックすると、Chrome Store Foxifiedアドオンのウィンドウが表示されます。
ここから色々やり方はあるかと思いますが、二種類の方法を紹介します。やり方を読んでみて、自分にあった方法で試してみてください。
方法その1:未署名アドオンを自分で署名して使う
(1)「Save CRX to File」ボタンを押下して、自分のパソコンの任意の場所にファイルを保存してください。
※以下はFirefox 48以降でも未署名アドオンを使い続ける方法 | ハルパスの記事を参考に、抜粋して記載しています。
(2)AMOアカウントページへいき、FireFoxアカウントでログインする(続ける→ログインをクリック)。
(3)AMOアカウントページのトップページで、ツール▼→新しいアドオンの登録をクリックする。
(4)AMOページで他ユーザにも公開したい場合は「On this site.」を選択。自分自身だけの署名アドオンとして使いたい場合は「On your own.」を選択。いづれかのラジオボタンをクリックしてから「続ける」をクリックする。
(5)「ファイルを選択」ボタンを押して、さきほどダウンロードしておいたアドオンを選択する。
(6)「アドオンを署名」ボタンが活性化するので、クリックする(OS欄はお好みでどうぞ)。
(7)登録完了画面になり、署名版アドオンが表示される
(8)アドオンをダウンロードして使う。
一番楽なのは、ダウンロードするときのダイアログで「プログラムで開く」にてFireFoxを指定して開く方法だと思います。xpiファイルを自分のパソコンの任意の場所にダウンロードしてから、FireFoxへドラッグしてインストールしてもよいですけれど。
方法その2:AMOログイン状態でアドオンをインストールする
すでに方法1の冒頭の操作により、AMOアカウントページにて、FireFoxアカウントでログイン済、という前提での説明をします。
(1)Sign Addonボタンをクリックする
(2)自動的にアドオンがAMOサイトにアップロードされるので待つ
(3)アップロードが完了したら「Install Signed Addon」ボタンをクリックする
(4)しばらくすると、通常のアドオン同様にインストールのダイアログが出てくるので、「インストール」をクリックする。
いづれかの方法でインストールを行うと、このようにインストール完了したかと思います。
どちらの方法でインストールしても良いですが、方法2は方法1でやろうとしていることをChrome Store Foxifiedアドオンが代行してくれてる感じなので、特に問題なければ方法2が良いと思います。ただし稀にインストールダイアログが出てこない時もあるので、そういう時は方法1がよいかと思います。
FireFoxにはちまバスターがインストールできたら、URLを直入力などして禁止サイトを表示しようとすると「本当に表示しますか?」とダイアログが出たり、任意のページ内で禁止サイトURLが赤い「censored」という文字に置換されてる状態になってくれます。テスト用のURLを書いておこうかと思ったのですが、自分のブログにあんなURL書きたくないので、テストする時は適当にググったりしてみて試してみてください。
本当はもっと手軽に導入してもらうために、署名入りにしたアドオンを公開すればいいのでしょうけれど、作者が誰なのかよくわからなかったのでやめておきます。もし作者さんに連絡がついたらアドオン開発のお礼とともに、打診してみたいとは思うのですが、どなたなのでしょうかね。
なおFireFoxで使う場合、Chrome版と同様にオプションボタンを押下すれば、自分で禁止サイトの編集ができます。
もしボタンが表示されてなかったら、メニューバーのカスタマイズを使って、任意の場所に表示してみてください。
どのように正規表現を書けばいいか分かりにくい場合は、はちまバスターNGリストで提供されてるものをそのまま使ったりしてみれば大丈夫でしょう。
はちまバスターNGリストのチェックボックスをつけると、下の方のテキストエリアに貼付け用の正規表現が表示されるので、コピーしましょう。
正規表現をコピーしたあと、FireFoxのはちまバスターアドオン設定用ボタンを押して、表示された「オプション」という水色の部分を押しましょう。
表示されるページ内の「フィルタ」という名前のテキストエリアに、さきほどコピーした正規表現をペーストして「更新」ボタンをクリックすれば、設定として反映されます。なおこのページの下の方にある「短縮URL」をチェックをするかどうかは、お好みでどうぞ(一部のリンクが無反応になったりしたので、自分は取り敢えずチェックを外した状態で使っています)。
参考になれば幸いです。
コメント
詳しい解説ありがとうございます。
私の環境の場合、方法2でつまづきましたが方法1ですんなりインストールできました。
ブロックもバッチリです。
自分の備忘録を兼ねて書いた記事ですが
他の方のお役に立てたようで何よりです。
本当は説明を書いた上で、
他の方にも簡単に扱えるようにしようかとも思ったのですが
作者の方への連絡方法が分からず
(ストアの「デベロッパーヘ報告」はちょっと違うかと思ったので)
説明書きのみとしました。
古い記事に失礼します
気になって「はちま禁止作者による謝罪記事」を調べて読んでみても
せいぜいツイッターで人をブロックした程度の事しか出てこないんですが
不快な相手をブロックぐらい誰でもするでしょうに、何故その程度の事でみんなして傷ついて粘着して炎上させるんでしょう?
こちらでも「こういうことをする人がアドオン作ってた、というのがビックリですね。」とまで言われているのがむしろ驚きなんですが。
最近の男性はそんな事で傷ついて粘着質な憎悪を燃やしてるんですかね
はちま禁止の作者ならいざしらず、無関係の第三者が
「せいぜいツイッターで人をブロックした程度の事しか出てこない」
とこんな場末のサイトにわざわざ書込してきたり、
「何故その程度の事でみんなして傷ついて粘着して炎上させるんでしょう?」
とまで書込されているのがむしろ驚きなんですが。
どこまで調べて、どこまで正確に知られてるのかわからないので、
個人的に私が不快に感じた点を羅列します。
(数年前の内容で、記憶があやふやな点もあるかもしれません)
一番酷いと思ったのは、はちま禁止に要望レベルのことをつぶやいただけで、
はちま禁止にブロック対象にされた人が多数いた点です。
当時ブロックされた人のつぶやきを見ましたが、
作者へリプライ飛ばしてなくて感想をつぶやいたレベルでも、
問答無用に「はちま禁止」のブロック対象にされていました。
ツイッターのブロックと違い、アドオンでブロックされると
その人達が迷惑サイト扱いされて誤解されてしまうという点が悪質です。
(はちまバスターと違い、はちま禁止はユーザー側で設定編集できません)
あとは謝罪リンクですが(今はどうなってるか知りませんが)
当時は謝罪リンク先が差し替えられて、
「あなたはウイルスに感染しました!」みたいな悪質なページに
リダイレクトしていました。
作者本人がやったのではなく、第三者の悪質な嫌がらせの可能性も
ゼロではないとは思いますが、この件に対して質問をしても
さらにアドオンのブロックリストに入れられてた人が居たので
作者本人がわざと謝罪を消したと思われても仕方ないと思います。
第三者が間に立ってとりなそうとした人にまで酷い態度だったり、
他にもいろいろ不愉快な点があって、とても書ききれません。
しかし現時点でちょっと見ただけでも、当時のツイートが消されていたり、
当時の悪辣とした状況が伝わりにくいのかな、と感じました。
とはいえ、これらはあくまで私自身の個人的な感想でしかありません。
ただ、これらを知った上で
「そんな事で傷ついて粘着質な憎悪を燃やしている」
と書き込んでいるのであれば、
あなたと私は価値観が違うのだな、と思う次第です。