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映画

エル・トポ

青い空。
黄色い砂漠。
黒い馬。
黒い日傘。
黒づくめの男。
裸の少年。
そして、捨てられたペンダント。
とても奇妙で印象に残るジャケットに目を奪われ、どんな内容なのか見当がつかないまま借りました。そして今、どういう内容なのかと説明すべきか、見当がつかないままです。
エル・トポと呼ばれた黒づくめの子連れのガンマン、その生き様を捉えた話……と言えるような単純には話には思えません。映画全てを隠喩で覆い尽くしているような感触は作品全体に衒学的な雰囲気さえも醸し出していて、ガンマンの対決モノと言うにはあまりにも異質です。神秘西部劇、という造語でも作るしかないのでしょうか。
エル・トポはガンマンとして四人の達人と対決するのですが、全員が凄い達人でキャラがたっているので、次はどんな達人が出てくるのか目を離せない事でしょう。

見る人によっては、一生忘れられないような衝撃を残すことになるでしょう。僕がしばらく熱にうなされたように、ボドロフスキー監督の虜になったかのごとく。

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