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PS3

サイコブレイク

最初に結果から書いておくと、実に期待はずれなゲームでした。難易度調整やバランスどりといった、目には見えにくい要素の重要さを再認識させられた次第です。
音や絵は悪くありません。1章や2章の冒頭のデモだけは素直に面白いと期待させられたんですが、3章になるころには「あれ、面白くないかも……」という失望感で一杯でした。敵のデザインや種類も豊富なのに、なんで同系列の『ラストオブアス』(感想)に比べると、こうも面白く無いんでしょうか。個々のクリーチャーデザインなどは悪くないのに、なんでですかねぇ……なんというか、『バイオハザード4』と『ラストオブアス』と『サイレントヒル』を混ぜて、薄味にして個性がなくなったような有り様です。今まで見たこともないような世界は、残念ながら存在していませんでした。
ダメな点を挙げるときりがないと思いますが、中でも一番まずいのが、PS3版だと死んでからの再ロードに30秒以上もかかる点ですね。これが自分の腕が悪くて失敗した、みたいな感じで納得ずくでのゲームオーバーならまだしも、初見殺しの理不尽な一撃死が多く、ロード中は苛立ちだけしか感じませんでした。PS4版だと10秒くらいらしいので、今後はこの手のゲームを買うならPS4を購入してからの方がいいかもしれませんね。
自分の場合、7章まではノーマルな難易度(サバイバル)で遊んでましたが、その頃には義務感でしか遊んでないのに気づいてしまって、はやくクリアして売ってしまおう、と思って8章からはカジュアルに変えて遊んでました。そんな状態で、クリアタイムは19時間3分、累計死亡回数は154回とかいった感じでしたが、死亡原因のうち即死が9割以上を占めてたんじゃないでしょうか。体力が足りなくて死んだ記憶が殆どないですね。
弾数が不足ぎみなのは、そんなに悪いことでも無いと思うんですよ。他の手段で弾を節約したりするといったゲーム性が生まれますから。でもこのゲームの場合、自分からトラップを仕掛けたりすることなどは少なく、主に背後からスニークキルを狙ったり、転ばせた隙にマッチで焼いて即死させるくらいで、期待してたほどは攻略に幅が生まれる感じはありませんでした。
最悪なのは、弾数少ないのに強制的にボス戦が何度もある点です。肉弾戦も全く意味がないので弾が無くなったらおしまいなのに、逃げられない戦いが連発します。そのうえ上下の視野角も狭いし、足元がシステム的に見えにくいのにうざいトラップが多数仕掛けられてるから、とにかくプレイヤーをイライラさせたいだけの仕様に感じられました。メニュー周りのユーザビリティも悪いし、いろいろな意味で調整不足です。
『バイオハザード』で出来なかったことを実現した、みたいな開発者インタビューを見かけましたが、それってなんだったんでしょうか。言ってしまえばただの劣化バイオです。
ストーリーも悪い意味で未完です。想像の余地を残すくらいならいいんですが、どう考えても情報少なすぎなだけで中途半端にしか感じられませんでした。とか思ってたらDLCで保管するらしいので、そんな言われても未完成品を売るなよ……という気分にしかなりません(脳裏に未完成のモナリザが売られている画像が浮かんでます)。DLCはあくまで楽しみを伸ばすものにしてもらいたいところですね。
唯一プレイして良かったと思う点は、このゲームに対する不満から、過去に遊んでて感想を書いてなかった『デッドスペース』がいかに面白かったかを思い出した事くらいでしょうか。というわけで遊び終わって数ヶ月たちましたが、『デッドスペース』のクリア後感想を書いてみました。

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