PS3

KILLER IS DEAD


http://www.loveandkill.com/jp/
あんまり自宅に居なかったので、発売日に購入しながらもつい先日やっとクリアしました。やりこみ要素はあるんですが、単純作業に近い感じがあるので、ひとまずここでストップして感想でも書いてみます。
『KILLER7』、『NO MORE HEROS』と続く殺し屋シリーズですが、アクションとしてもゲーム性としては、シリーズが続くにつれて洗練されていき、攻略しがいがある感じではあるものの、最終的には敵の種類も多くなくて対応方法もそこまで奥深くもなく、ボスまでの道中が長いのが時間水増しにも思えました。爽快さなどはあって確実に面白くなってきてるとは思うのですが、『バイオハザード4』とかに比べると絵的にはともかく作業的には似たようなステージが多い感があります。
ジゴロミッションという世界の美女にモーションをかけて、プレゼントを渡すという変わったミニゲームもあるんですが、これもゲームとしてみると中途半端でした。やってることが同じでも、美女のリアクションなどが違ってくれば印象も良くなったのでしょうけれど、数回やってれば底が見える感があります。とはいえ他のゲームではなかなかない雰囲気なので、この辺りも詰めてくれれば、と今後に期待したいところです。
とはいえ、アクション部分のために購入したわけではないので、世界観が楽しめればいいのです。ですけれど。須田51作品ということで、説明不足感は承知の上で購入したんですが、想像以上に情報不足すぎて、ちょっと驚きました。
『KILLER7』みたいに「意味はよくわかんないけど、なんだかスゲー!」みたいな感もなく、どうしたものやらと思ってWebをあさってみたところ、かなり詳しく考察されてる記事を発見。こちらを読んだら、「ああ、そういう事だったのか」と思いはしたものの、インタビュー記事を読まないとわかりようが無い設定ばかりなので、ちょっとテキスト削りすぎなのではないか、という気がしました。
とはいえ、雰囲気はもう最高でした。この雰囲気を味わうために購入したと言ってもいい気分でしたが、その点については文句なしです。強いて言えば、全体的にボリューム不足だったのが残念でしたけれど(少し寄り道したにもかかわらず、9時間でクリアしました)。連続ドラマ形式みたいに各話が独立しているので、つくろうと思えばもっとエピソードを増やせたのでは、と思うと勿体無い気がします。
とはいえ、シリーズが新しくなればなるほど、ゲーム性が高まれば高まるほど、なぜか須田51氏の濃さが少なくなってるような気もします。プロレス要素が少なくなればなるほど、個人的な満足度が減ってきてるような気もするので、プロレス要素詰め込んでもいいからもっと好き勝手やってほしいなぁ。小説でいえば麻耶雄嵩氏のようなカタストロフィ感が欲しいですね。なんだこれは、と愕然とさせられるような感覚は須田51氏の持ち味だと思いますし。
まぁなんだかんだで、また殺し屋シリーズの新作が出たら購入しちゃうでしょう、という具合に個人的には好きな作品なのですが、フルプライスだと積極的には薦めにくいのも確かです。でも今はかなり安価になってますし、海外だと安いPC版が発売されるようなので、日本でもこちらが発売されたらPV見て雰囲気に興味がそそられたら気軽に遊んでみてもいいかと思います。

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