Wii

NO MORE HEROES

先日あれっくすさん経由で購入させていただいた同人誌ウィーゲー、第一号・二号ともに濃いゲームレビューが掲載されていて、大変楽しく読ませていただきました。名前は知ってても未プレイの作品が多く、Wiiもまだ遊ぶべきゲームがあるな、と思った次第です。
未プレイ作品のレビューを見るのも興味深いですが、プレイ済の作品に対するレビューが、他の方はどのような感想をもたれたのか、気になるじゃないですか。そう思いつつ読んでて、ふと気付きました。
あれだけ面白く遊んだゲームなのに、まだ感想をブログで書いていない作品があるぞ、と。昔は肩こりが酷すぎて、ゲーム遊んでもブログ書くほどは余裕がない日々が続いていました。しかし今はかなり肩こりも軽減されてきてるので、記憶は薄れてしまってますが、このまま書かずに終えるのもいかがなものか、という気分になってきました。
その作品の名は、そう、『NO MORE HEROES』です。
ようこそ、狂い咲きの園へ……
須田51氏の作品はどれも世界観が独特で魅力的ですが、その代わりなのかゲーム性は正直イマイチでした。しかしゲーム性が少しくらい悪くても、とにかく世界観を楽しみつくせたらそれだけで満足できてしまうのも確かです。
例えとして不適切かもしれませんが、受け入られ方がB級ホラー映画みたいな感じでしょうか。かなりマニア受けするけれど、一般層にまでは受け入れられず、評価が極端に分かれるあたり、似ている気がするのです。
そして本作ですが、過去の須田51作品に比べると、割と一般向けになってきたような印象を受けました。意外とビームカタナによるアクションは爽快感があり、ストーリーも難解さを取っ払って分かりやすく変化していると思います。とはいえ、ゲーム性が高まったといってもフィールドが広すぎたり、次の対戦相手に会うにはお金がいるのでRPGのレベル上げみたいに単調作業をせざるをえなかったり、と微妙な点は多々あります。
でも個人的にはそういうのは些細な点でした。本作で感じたのは、過去作に比べるとアクが強くなくなって、世界観の魅力が少し減ったのではないか、という感情です。正直世界観さえ面白ければあとはどうでもいい、くらいの自称ファンですので、そこが気に入らないと全部ダメとまで思えてしまうのです。
意外な展開や、わざとふざけたようなシーンもあって、クリアしたら何だかんだで面白く楽しめたのですが、あの『KILLER7』ほどのインパクトには及ばないな、と感じたことをうまくブログに書きとどめられそうになく、体調不調も重なったので今まで感想を書いてませんでした。
しかし今思えば、単に須田51氏という刺激に単に慣れてきただけだったのかもしれません。というのも、続編についてくる特典映像で1のボス戦だけ流れるシーンがあるんですが、まみりんがたまたまそれをチラ見してたんですが、そのまま食い入るように最後まで見終えてしまったからです。当時の自分の感覚がマヒしてただけで、初見の人が前知識無しにみたらインパクトあるんだろうな、と数年たった今特典DVDを鑑賞しなおしてみれば、どいつもこいつも個性的な面々が揃ってて、演出が素晴らしいと改めて思い直した次第です。
そして続編ですが、前作の欠点を補ってきたように感じました。かったるいフィールドの移動がなくなり、次の対戦相手にあうのにお金も必要じゃなくなったので、あまりプレイ時間の水増し的なものは無くなった様に思えます。それでもボスに行き着くまでのザコ戦が少し長いかなぁ、と感じるのでまだまだ不満点は残るか、といった所ですね。
ここまで聞くとゲームとして魅力的になったように聞こえますが、個人的には前作より対戦相手の魅力が減ってしまったような気がします。冷静に考えればかなり個性的なものの、須田51作品にしてはそこまで変じゃない、みたいな。まぁ信者の舌が麻痺してると言えなくもないですが、明らかにバリエーションが減ってる気がします。詳しく言うと前作のネタばれになるんで言えないですが、プレイした人なら言わんとすることが分かっていただけるかと。
こう書いてると文句ばっかりみたいですが、なんだかんだで世界観はとても気に入っていて、凡百の薄い作品どもに比べたら愛してるといってもいいくらいですし、サントラも購入したくらい音楽はお気に入りですし、印象に残るシーンも幾つかあります(バイクでの対戦や、月明かりの中での対戦は白眉ですね)。ただやっぱり、ボリューム不足だったり、インパクト不足だったりするのは否めないかなぁ、と。
この際ザコ戦とか一切なくしてボス戦だけにしてしまって、その分ボスを増やしたり演出を増やしてくれた方が好みかなぁ。それはもう対戦格闘ゲームになってしまいそうですが、途中で寄り道もできる感じに仕立て上げてくれればそれでいいかなぁ、と。マイルドになったとはいえ少し人を選ぶゲームかな、とは思うもののなんだかんだでお気に入りの作品ですね。
そんな風に感じてから数年たち、PS3版や360版の評判があまり良くないのを見て苦々しく思い数年たち、遂にこの流れをくんでそうな新作『KILLER IS DEAD』のPVが公開されて、かなり期待が高まっています。コレ見て面白くなさそうなんて思う人いないでしょ!


ゲーム性が『NO MORE HEROES』で、シリアスっぽい世界観が『KILLER7』を思い起こさせるものがあり、もしかしたら一般層にもかなりウケつつも、久々にあの濃厚な世界観を楽しませてくれそうで期待しています。ああ、夏が待ち遠しい!

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