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Xbox360

シュタインズゲート

ネット上でも神ゲーと話題になってたので、とりあえず確保だけしておいて、プレイ時間が取れるときまで眠らせておいたら、色々と忙しくて*1年明けちゃいました。やっと土日に連続してプレイできそうだって思って手をつけたら、そのまま土日で全クリアしちゃいました。凄いとは聞いてましたが、ここまでハマってプレイするとは予想外でした。
タイムトラベルもののアドベンチャーゲームで、映画が好きな人向けに説明すると、『バタフライエフェクト』みたいな感じといったら分かっていただけるでしょうか。分量としては全クリアするまでは30時間前後*2といった感じで、なかなかのボリュームです。
システム周りも快適で、同じテキストを何度も読む苦痛が極力軽減されています。セーブポイントも多く、クイックセーブも完備していて、既読スキップも完備(ちゃんと選択肢ではストップしてくれます)、オートプレイも可能、とテキストアドベンチャーに必要なものは完備されていると思っていいです。
ここまで書くと万人受けする内容みたいに思えますが、実はそうでもないです。ネットスラングの多さや、主人公の妄想癖(いわゆる厨二病)で辟易する人は確実に居るでしょう。体験版で挫折するならやめておいた方がいいかもしれません*3
ここまでいちおう忠告はしましたが、逆に言うと少しでも気になってるのなら、絶対にやってみた方がいいです。ちょっとくらいああいう雰囲気が苦手であってでも、クリアした頃には手を出せって言ってる意味が分かってもらえるでしょう。自分も『ひぐらしのなく頃に』の導入部分で何度も挫折そうになったクチなんですが、今思えば本作はアレに比べれば楽勝でした。
プレイ当初は全員アクが強いなーとか思ってたのに、なんか気がついたら登場人物達が気のいい友達みたいな感覚になってて驚きました。声優陣の熱演が見事すぎるからなのかもしれません。今ではワタシもすっかり立派なラボメンになりました!
グラフィック、操作性、再読性、音楽、アクセス速度、などなど全ての面でレベルが高い作品ですが、やっぱり凄いのはシナリオの面白さでしょう。中盤までは割とゆる〜くお話が進んでいくんですが、とある事をきっかけにすごい展開になっていき、プレイしてる人間も凄いことになっていきます(主に睡眠時間とかが)。
やめ時が見つからないとは聞いてましたが、まさにその通りでした。まさか左肘に赤ちゃんの頭を乗せながら、適度に赤ちゃんをゆらしつつ、オートプレイすることになるとは……はやくAボタン押して音声飛ばして先を見たいのに!と歯がゆい思いをしながらもプレイさせるとは、シュタインズゲート、おそろしい子!
それくらい面白かったのです。クリアした後から落ち着いて考えると、細かい点でほころびがあるのかも知れないですけれど、プレイしてる最中はまさに”そんなことはどうでもいい”って感じでした。とにかく先が見たくて仕方がないから、そこまで考えてる場合じゃないのです。
分岐が多いわけでもなく*4、基本的に一本道のシナリオで、各章ごとに運命の分かれ道が待ち構えている、といった感じなので後からやりこむという面では不足なのかもしれません。しかし本編の面白さ・満足度が相当なものなので、シナリオ不足とは全く感じていません。

360持っててアドベンチャー好きなら絶対やるべきです。アドベンチャー好きで360持ってないなら本体買ってでもやるべきです。確実にあなたの人生に残るレベルの名作でしょうから。あと、アイドルマスターの千早ちゃんのファンの方もやるべきです。同じ声優さんがかなりの熱演をされてますから*6
それでは、これからシュタインズゲートの二次創作を探す作業に戻らないといけないので、そろそろこの辺で失礼致します。

  • 注1 : 仕事とか、出産とか、お宮参りとか、真女神転生SJとか、姓名判断とか、ラブプラスとか。38歳ともなると、色々と人生において忙しいのです。
  • 注2 : 音声をキャンセルしたりすると多少前後するとは思いますが、実績解除とかしなければこれくらいだと思います。
  • 注3 : とはいえ全クリアすればわかるのですが、厨二病にはそれなりに理由があります。でも理由が理由なんで、何もここまでやらんでも……という気がしないわけでもないんですが、クリアする頃には「これくらいの変人じゃなきゃ、調子出ねえし」って思うようになってるかもしれないですよ。
  • 注4 : とはいえトゥルーエンドへの選択肢はかなり難しいですが。でもあれって分岐があるというよりは、マークシート問題をひたすら解いて、最後に答え合わせして確認する、って感じにも受け取れました。まぁシステム的にああしたんでしょうけれど、攻略サイトないと厳しいレベルだと思います。
  • 注5 : 世の中には間違っても許される間違いと、許されない間違いがあるのだと思い知らされた次第です。
  • 注6 : 声は同じですが、さすがにキャラ的にはかぶってないとは思います。さすがにアイマスのキャラが「安価でおのれの個人情報を暴露してやる。」とか「だめだこいつ、早くなんとかしないと……」とか言ったりしないでしょうし。

コメント

  1. ガンはくと より:

    寝る前にちょっと話を読み進めるかなと思っていたはずなのに、気がつけば日が昇っていて、トゥルーの最後まで読み進めていた人間です。
    同じく気になる箇所が色々あったのですが、職場の人間も遊んでる人がいたので色々と矛盾とかであーだこーだと話し合ってましたね……久しぶりに作品を読むことに夢中になった気がします。

  2. 嶽花 より:

    面白ければ全てよし、といった感じで物語の吸引力が凄かったと感じます。
    このあとでFF13とかプレイした時の落差が今から心配です。
    物語部分とかは見た目じゃ絶対に分からないからアピールしづらいので
    そういう部分で頑張ってる作品はすごいな、とつくづく思います。

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