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日記

本当のお弁当

ベッドでうとうとしてると、まみりんが質問してきました。
「ねーダーリン、最近のお弁当どう? 率直に答えてよ」
まみりんは最近は毎日お昼にお弁当を作ってくれてて偉いと思うんですが、最近はなんかおかずの種類が極端に少ない時もあったりしたし、何よりも眠くて思考力が働いてなかったので、ついうっかり本音トークで答えてしまいました。
「ちょっと手抜きっぽいかなー、て時もあるかも」
「……あ? よく聞こえなかったんだけど」
あのまみりんの声を聞いたら、さすがに俺も眠気が吹き飛びました。すぐさま「冗談だってばー」とか取り繕おうとしたんですが、時すでに遅し。いかに手早く弁当を作ってるかだとか、手抜きと思われても仕方がないよねー、まぁ気にしてないけどと10回以上言われたりとか、明日も仕事だというのに夜中の二時過ぎまでまみりんの説教が続きました。
翌朝。なんだかんだでちゃんと今日もお弁当を作っててくれてました。まみりんは偉いなー。そう思いながら出社し、あと30分ほどで昼食の時間になるな、というタイミングでメールが来ました。まみりんからです。どんな用件だろう。

こ、これは……っ!
俺の脳裏に、しゃもじをマイク代わりにシャウトするまみうさ(額には”抜”の字)の姿が浮かんできました。弁当の中身がかなり気になりますが、さすがに勤務中に開けて確認するわけにもいかないので、仕事に身が入らない30分を過ごした後、早速開封。その中身は……

写真で見ると一見普通ですが、不自然にサランラップでくるんであったり、おかずの手前の方に不自然な黒い線があるのが分かっていただけるでしょうか。そうです、おかずの箱の一番上におかずの写真がのっけてあったのです。
そういえば、梅干一個がどれだけありがたいか思い知れ!とか昨夜言ってたよな、と覚悟して弁当箱を開けたら、いつもどおりのお弁当でした。結果的には本当に普通のお弁当だったんですが、実は何か中にしこんでるかもしれない、弁当が爆発しないだろうか……とオドオドしながら昼食を味わうことになったのでした。
そして食べ終わった後、ふと思ったのです。まみりんはいつの間にこんな写真を用意したのだろうかと。俺が寝静まった後でこっそりプリンターを使ってるまみりんの姿を想像しつつ、まみりんを怒らせると色々な意味で怖いな……と思い知らされたのでした。

コメント

  1. floors より:

    ・・・惚れた!

  2. 佐藤(な) より:

    怖ッ!w

  3. 嶽花 より:

    なんでここまで両極端な意見が寄せられるのでしょうか。
    これもひとえにまみりんの……カリスマ(思考時間20秒)ゆえでしょうか。

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