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ニンテンドーDS

エレクトロプランクトン

かなり前から存在自体は気になっていたのですが、あまりにも実験的なにおいがして今まで購入はためらっていました。しかし、長年地道に続けてきていたAmazonアソシエイトが貯まって*1ついに五千円分くらいになりましたので、思い切ってこのソフトの購入に使わせていただきました。当サイト経由でAmazonで買い物してくださった方々、ありがとうございます。
タッチパネルで架空の生物を触ることで音や光が楽しめるといった内容で、無理矢理タッチパネルにしましたって感じが全くしなくていいのですが、これをゲームと呼んでいいのやら悩みました。ゲームクリアという概念がなく淡々と一人で遊ぶ感じなので、環境ソフトと言ったほうがいいのかもしれません。むしろ例えるとするなら、楽器のようなものかもしれません。楽譜がないと楽器を弾くことを楽しめない人もいれば、楽器だけおいてあっても気ままに楽器自体を楽しめる人もいる、といった感じかな。確実に人を選ぶソフトである、っていうのだけは断言できますね。
で、俺はどういう風なのか。それを述べる前に言っておきますと、サイト上で何度か公言している通り、音楽方面へのコンプレックスって尋常じゃないんですよ。そのくせ昔はピアノを習わされてたりしましたが、指先で楽器を操る表面的な技術はそこそこ身に付いたのかもしれないですけど、音楽を楽しむという根源的な部分が身に付かなかった気がします。理屈じゃないって気はしてるんですけど。
こんな俺がプレイしてみてどうなったかというと、意外と楽しかったです。ここをこうすると、おや、こんな音楽になるんだ、ふむふむ、みたいな感じで。でも何度かやって一通り試してしまうと、すぐ飽きちゃいました。とは言っても売ったりはしないで一生手元においておくとは思いますが、頻繁にプレイはしないって感じ。存在そのもの、モノとして所有するという意味において気に入っている、という感じかな。
何が悪いかってーと、このソフトってセーブ機能がないので、他人に自分の作った曲を聞かせたり、通信機能で渡したりとか、複数人数でセッションするとか*2、そういうことが出来ないんですよ。
そういう方面でしたら大合奏!バンドブラザーズという優れたソフトがあるのでそっちを使えばいいって気もするんですが、バンブラとはまた違った音楽を提供できるということもあって、なんかとても惜しい気がしました。触れるアート、というのはとてもセンスが良いとは思ったのですが、共有するアート、という感じにしても良かったんじゃないかと思います。あと値段がこの内容にしては高めに感じられましたので、2800円くらいの低価格路線だったら売り上げも意外と違ってきてたのではないかと思います。
ただ、売り上げとか薦めやすさとか抜きにして考えると、ニンテンドーDSが出て半年もたたないうちにこういう実験的なソフトを発売してくるって土壌は凄いな、と思います。この懐の深さにニンテンドーDSの更なる可能性を感じました。

  • 注1 : 思い出したように久々にアソシエイトの解析を見てみたんですが、くもんの中学英文法とかNational 鼻毛カッターとかWACOM FUZ-A121 替え芯(フェルト芯)とかApple iPod shuffle 1GB M9725J/Aとか、明らかに当サイトで紹介してないものが購入されてて驚きました。わざわざありがとうございます。特にXbox 360 発売記念パックとか二人も買ってる人がいたのが凄すぎ。次の集計時期には結構な金額になってるのではないでしょうか。重ね重ねありがとうございます。たぶん大阪と東京の方角に拝んでおけばいいのではないかと思いました。
  • 注2 : 岩井氏が開発中の新しい楽器、TENORI-ONではセッションが出来るようになるみたいで期待大ですね。音楽にコンプレックスがあるとか言っておきながら期待大とか表現するのは矛盾してる気もしますが、従来の楽器という視点というよりも新しい何かの出現という意味で期待してる、って捉えてください。

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