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PS2

超兄貴 〜聖なるプロテイン伝説〜

俺がこのシリーズでプレイしてきたのは『超兄貴』、『愛超兄貴』、『銀河無敵最強男』、といった感じなのでファンと言っても差し支えないとは思うんですが、敢えてはっきり言わせていただくと残念なできばえでした。
クロスノーツ・彩京が製作と言うことで期待しすぎてたのかもしれませんが、シューティングとしてのデキが純粋に良くないです。今までのシリーズとは違って弾幕が彩京っぽく速いのが来るのは新鮮だったのですが、相変わらず自機がでかい、というかオプションのサムソンとアドンがでかいので弾に当たらざるを得ないし、そのせいでパワーダウンさせざるを得ない感じです。真剣に避ける快感がありません。
特に最悪なのはメンズビームのシステムで、アナログスティックをぐりぐりと10秒くらい回さないとタメが完了しません。何度もやってみるとわかるんですが、これが肉体的にただただ疲れます。じゃあ使わなきゃいいじゃんと思うでしょうけれど、ボスが妙に固いのでボム使うかメンズビーム使わないとやってられません。しかもメンズビームは何回かあてないといけないので何度かタメないといけないのに、一度出すたびにチョロチョロとジジイの尿漏れ状態になってタメ不能時間が数秒あるのもストレスがたまります。
あと個人的に最悪だったのが最終面のボスラッシュ。まさか全ボスがもう一度出てくるとは思いもしませんでした。コンティニューは無制限ですが、面のはじめから一面ボスと戦うことになるのでまたメンズビームのタメなおしかと思うと精神的にも疲れてきます。一体一体のボスはそんなに強くないんですが、物量作戦で来られるとヒきます。GTAの取締りとかやる前に、もうそろそろ国会でボスラッシュは3体までとか法案を作って欲しいです。
まぁ正直このシリーズにゲームバランスは求めてないんですよ。演出とか音楽とかで満足できればいいや、って感じで購入しましたし。そこすら満たされなかったのでゲームバランスにまで怒りの矛先がいってしまうわけです。音楽が葉山のアニキなのはほんの数曲で、オープニングと最終面とエンディングくらいでしょうか。そのあたりはテンポのよい曲でよかったのですが、あとはもうどうしようもない無個性っぷりです。面クリアの油絵とかは濃くてよかったんですが、ボスとか世界観がなんかこう、超兄貴の世界じゃないと言うか、他社が作っちゃったのでその精神が引き継がれなかったと言うか、残念で仕方ないです。


個人的に好きな『超兄貴 究極無敵銀河最強男』みたいな無茶苦茶さが欲しかったなぁ。このシリーズに手堅くまとまった無難さなんて要りません。

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