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PS2

零〜紅い蝶〜

オープニング部分だけで、あまりの怖さで暫くプレイさせる気を無くしてしまった『零』の続編、とあってかなり期待していたいのですがプレイしてみてなかなか微妙な心境です。
出来は悪くないんです。むしろ良いと思います。今シリーズ未プレイの人間にいきなり本作からプレイさせてみたところ、やはり評判がいいですし。若干操作性で修正して欲しいところはあるものの、かなり技術的にも高いレベルにあるのは異論を挟まないところでしょう。
しかし、続編としてはどうなのか、と。前作あっての本作とは思うのですが、あまりにも前作を踏襲しすぎているのは否めないと思います。ネタばれになるので詳細は伏せますが、物語の核となる部分への流れがあまりにも前作と似すぎてて、意外性も何も無かったのが逆に驚かされたくらいです。
あとマズいと思ったのが、前作のインパクトが強すぎたのか、あまり怖いと感じられなかったところ。いきなり本作をプレイすれば問題はないとは思うのですが、恐怖演出も前作とかぶってて、これでは驚けません。そんなに残酷な描写も無いのに、これで15禁なのですね。まぁ確かに不気味ではあるけど。
と思ってたら、違う理由で15禁なのかもしれません。本来は双子の姉妹がペアになって行動して心霊写真を撮る、というのがこのゲームの基本システムだと思います。しかしおそらく全国各地で「姉のパンチラを撮影するために階段を無意味に往復する妹」という或る意味恐怖現象的な風景が見られたのではないでしょうか。クリア後に入手するコスチューム各種もいかにもテクモといった感じのものばかりで、こういう所だけは前作から進化したかな、とも思えます。
いきなり本作をプレイすれば感想も随分変わってくるのではないかと思うので、シリーズ未プレイの方は本作こと紅い蝶の方から初めてみてはいかがでしょうか。

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