オプション画面から戻る時に謎のロード時間がある以外、試合毎の読み込みなどは皆無の素晴らしい出来栄えでした。これでメモリーカードに対応しててくれば……とは言え、昔を懐かしんで遊ぶにはいいです。初代ザンギ対スーパーサガットといった、今までは実現不可能だった夢の対決もできちゃいます。上タイガーをダブラリで避けても下タイガーがすかさず突き刺さってくる恐怖! 夢と言うか悪夢ですが、初代ザンギ対ゴウキよりはマシだと思いました。コレをやってると、ストIIIで幻影陣ツライと言ってる自分が甘く思えてきます。
これがゲーセンにも置かれるのかと思うと、リアルファイトになりやしないか割と本気で心配です。良くも悪くも当時のハメ技なども中途半端に再現されています。俺はザンギしか使わないからザンギのことしか分からないのですが、ゲームのみの部屋の検証ページに異様に詳しく書かれているので、気になる方はチェックされてみてください。あとこちらのレビューの方も当時のプレイヤーだったんだなぁと思わせてくれるようなものがありました。
細かい要望はあるかもしれませんが、CPSI音源のキャラ選択画面の曲にクラクラくるような方にはオススメの逸品です。他の作品でも似たような構成のモノがでないかな。ハイパーカラテカとか。ちゃんとおじぎのしかたがシリーズにより違うのも再現すんの。シリーズ一つしかないけどな←それシリーズと言わない
なお、同内容の「ハイパーストII」と「ストIII」がセットになった上に定額制での通信対戦が可能なXbox版こと『ストリートファイター・アニバーサリーコレクション』も発売されていますので、通信対戦に興味がある方はPS2版よりもXbox版がいいでしょう。ラグもかなり少なめなのでオススメです。Xbox版に関しては導入記事を書いてますので参考にされてみてください。
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