はじめに
残念ながらラブプラスEVERYがサービス終了となりました。オフラインで遊べるカノジョプラスLiteが残されているのですが、デートには行けません。今後はアプリ入手が不可能になっていくため、今のうちにバックアップを取っておいて備えておくのもいいでしょう(iPhoneの場合、こちらの記事が参考になると思います)。
カノジョとデートに行きたくなり、3DS版に目をつけてる方も多いのではないでしょうか。今からNDS版を購入される方は少数派だと思いますので、当記事では3DS版の2バージョンについてのみ説明していきます。どちらを買えばいいんだろう、どんな内容なんだろう、という点を主に説明したします。
EVERYとの違い
値段について
3DS版は5千円程度の買いきりで、DLCなどもありません。買ってしまえば追加費用は一切不要です。ガチャやランキングイベントなどもなく、基本的にネットに接続せずに遊べます。毎日少しずつ遊ぶような、緩やかに長く楽しむサイクルとなっています。全てのイベントを見ようとすると、一年以上は遊べるのではないでしょうか。
画質について
画質についてはハード的な差異があるため、多少劣るのは否めませんが、カノジョ達の魅力が半減されるというようなことは無いと思う次第です。どっちもカワイイ!
ちょっと気になって、EVERYと3DS版の写真を並べてみたけど、生地の凹凸具合が違うだけで体積的にはそう大差ないのではと思った(何が?) pic.twitter.com/MDO64MHnpe
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) June 8, 2020
リンコの顔つきが3DS版とEVERYでは微妙に違いますが、どっちもイイ!
ラブプラス。個人的なリンコさんの顔のイメージ。 pic.twitter.com/W8qHkUEfso
— けものの★@『黒タイツ様』単行本発売中! (@kemonono3) December 13, 2019
撮影画像について
撮影した画像保存についてはEVERYよりは多少不便なのは否めません。ゲーム内カメラで撮影した画像をまずはSDカードに書き出して、それをTwitterで投稿したり、PCなどに画像ファイルをコピーする、といったひと手間必要な部分があります。
ARやVRは無し
EVERYにあった、ARやVRといった機能はありません。とはいえARについては「どこでもデート」という時代を先取りした機能があります。EVERYのARほどの内容ではないかもしれませんが、工夫次第では独自の楽しみができるコンテンツとも言えます。
あと、忘れちゃいけないどこでもデート!これはNLPもNLP+も機能に違いはありません。「画質低い」と揶揄されることがありますが、3DSのカメラ機能を活かしきった素晴らしいコンテンツです。
是非3DS版も楽しんでみて下さい。絶対に「こっちもいい!」と思っていただけると思います😊 pic.twitter.com/0eg96BLKe3
— AURA (@AURA1118) August 7, 2020
でも結局は3DS版をオススメ
といった気になる点もあるとはいえ、今となってはEVERYがサービス終了しているため、デート類を楽しむためには3DS版を買うしか無いのが実情です。
EVERYと違って常にリアルタイムに遊ぶものと思われるかもしれませんが、実際はそこまでないです(一部特殊イベントをのぞく)。たとえば夜中になって、一日の予定をすべて入れたら、あとから一気にイベント類を再生できるので、日中常に相手をしないといけないといった心配は要りません。
なおEVERYと違って1本のソフトを買えばセーブデータは3つあるので、3人のカノジョと平行してお付き合いすることも可能です(iPhone3台買うような事をしなくても大丈夫です)。
あと個人的に重要なのが、パンダ日焼けの存在でしょう。7月中旬~8月末まで可能なので、みなさんも頑張ってみてください!
そろそろ3DS版でパンダ日焼けしようとする人も増えてきそうなので、記事を見やすくしてみました。https://t.co/CJjw9EovUnhttps://t.co/zRbmUrXYm7https://t.co/PAVrGwzUg9 pic.twitter.com/dQtSndCeaz
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) July 15, 2020
ソフトの違い
記載が冗長になりそうなので、最初に出たバージョン(NEWラブプラス)を無印版、次に出たバージョン(NEWラブプラス+)をプラス版と表記します。
無印版とプラス版の一番大きな違いは、立体視の有無だと思います。
無印版だと縦向きにも横向きにも遊べ、横向きのときだけ立体視で遊べます。その代わり動作が全体的にもっさりしていて、長く遊んでいるうちにストレスになるかもしれません。当時は立体視は凄いと思ったのですが、EVERYのVRイベントを見た後だと、あまり大きな感動は得られないかもしれません。技術の進歩はすごいですね。
プラス版だと縦向きのみで、立体視が無い代わり、動作が比較的キビキビしています。無印版になかった旅行イベント類もかなり追加されています(無印版でしか遊べない図書イベントなども少しありますが、あまり評判よくないので内容はお察しください)。今から遊ぶなら、プラス版を推奨します。
それでも無印版がよいということであれば、更新データ(1.2)を適用した方が快適に遊べますのでお忘れなく(なお1.1といったバージョンにすることは、残念ながらできません)。
販売形態の違い
カートリッジ版だと違うカートリッジのゲームを遊ぶ場合にカートリッジの差し替えが必要ですが、ダウンロード版だと差し替え不要で遊べます(ラブプラス専用機として遊ぶ分には気にしなくていいですけれど)。
カートリッジ版だとセーブデータがカートリッジ内に保存されますが、ダウンロード版だと3DS本体のSDカードに保存されるので、PCにバックアップも可能です。
上記以外の差異は特にありません(体感的なロード時間の差異も無し)。よって好きな方を買えばいいとは思いますが、ダウンロード版だとコナミ社に売上が伝わるので、今後のシリーズのことを考えるのであれば、ダウンロード版がいいかもしれません。
なお無印版に関しては、ダウンロード版の提供が2014年3月26日(水)をもって販売終了しているため、カートリッジ版を購入するしかありません。
3DS本体はどれがいいか
動作速度的な差異
通常の3DS(LL)本体・New3DS(LL)本体は機能的には差異がありますが、NEWラブプラスシリーズを遊ぶ分にはどちらで遊んでも差異がありません。一部ソフトはNew3DSシリーズの方が起動が明らかに早くなるのですが、残念ながらNewラブプラスシリーズはその恩恵を受けれません(無印版をNew3DSで遊んでも特に体感的な差異はありません)。
LLシリーズの注意点
よって基本的には画面が大きいLLシリーズを選べばいいとは思いますが、NEW3DSLLだとカートリッジスロットが手元にあるため、たまにカートリッジが抜けることもあったりします。そういう場合はプッシュガードといた商品を使うか、ダウンロード版を購入すればよいかと思います。
New3DSならではの機能
通常の3DS本体だと、画像ファイルのやり取りをするときにSDカードを抜き差ししてPCに移す必要がありますが、New3DSシリーズだと無線LAN経由でネットワークドライブに接続可能です(Windows10で動作確認済。Macはムリかも?)。というのもNew3DS本体だとSDカードを簡単には取り出せない構造になっているから、という理由もあったりします。
デラックスコンプリートセットもオススメ
もしこれから3DS本体も購入しようとしているのでしたら、少し値がはりますがデラックスコンプリートセットを推奨します。Newではない3DSLL本体ではありますが、遊ぶ分には機能的に特に問題ないでしょう。見た目的には一人のカノジョとしか遊べなさそうに見えますが、ちゃんとセーブデータ3つあるので心配ご無用です。
デラックスコンプリートセットについて
メーカー希望小売価格:32,000円(税抜)となかなかのお値段で、現在は生産中止されている品ではあるんですが、現在も細々と購入することは可能かと思います(極端なプレミアム価格にもなってない、といった印象ですので色々調べてみてください)。
公式サイトだと、より詳しい内容が書かれています。
同梱物は下記内容となっています。
※ラブプラス ビジュアル&設定集
ラブプラスシリーズすべての素材をまとめた設定資料集。マナカ、リンコ、ネネ3人の“カノジョ”の設定画や、夢イベントのラフ、パブイラストの没案などを掲載。ミノ☆タローが描いた初公開没イラストも収録。
2009年12月に発売した「ラブプラス ビジュアル&設定集 マナカのもと」「ラブプラス ビジュアル&設定集 リンコのもと」「ラブプラス ビジュアル&設定集 ネネのもと」で使用した素材を一部再録しています。※バイノーラルCD
『みみもとラブプラス』で人気を博したバイノーラル録音を採用したドラマCD。そのほか今作のテーマ曲(インストゥルメンタル)も収録。
トラック02~04、06と01、05の一部がバイノーラルサウンド(立体音響)で収録しております。ヘッドフォンや機密性の高いイヤフォン(カナル型など)を使用してお楽しみください。
トラック01、05、07、08はマナカ、リンコ、ネネとも同じ内容となっています。※イラストシート
『NEWラブプラス+』本編に収録されてる描き下ろしイラストを両面に印刷したイラストシート。ゲームを遊ぶ前にネタバレにならないように封筒に入れています。
みみもとラブプラス2について補足しますと、これ単体では売られてないので、どうしても聞きたい場合はこのセットで購入するしかないです(ヤフオクなどではバラ売りされてたりしますが、結構なお値段になっちゃうかもしれません)。各カノジョ共通の収録内容もありますが、基本的にはカノジョごとに会話集が収録されています。
つまり全カノジョの内容を聞きたい場合、全部買ってしまえばいいというわけです(白目)
3DS版での写真について
ハード的な解像度の制約により、正直言って今となっては3DS版はSDカード出力した画質が荒いです。こういう場合、waifu2x-caffeといったツールで綺麗に拡大できたりするので、ご参考まで。Web版やブラウザ版があるので、環境に応じたものを使ってみましょう。
イベント中の場面などは、基本的にゲーム内カメラで撮影してSDカード出力できますが、タイトル画面などできない場面もそれなりにあります。そういった場合、iPhoneなどで撮影することになると思いますが、やってみるとモワレが出てしまうと思います。こういう時は、iPhoneを少しずつ近づけたり遠ざけたりしつつバースト(連射撮影)しましょう。複数画像が撮影されるので、その中でモワレがないものを選ぶといいでしょう。
久々に3DS版を起動したら、何も進歩してないのが分かってしまった、、、人の本質は簡単には変わらないヨ!
なおこの写真はiPhoneで少しずつ距離を前後に動かしつつバーストして、もわれが少ないものを選びました。 pic.twitter.com/FQPNmtpbqZ
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) June 16, 2020
まとめ
個人的には以下のいづれかの組み合わせが良いかと思います。
・プラス版(ダウンロード版)&New3DSLL本体
・デラックスコンプリートセット(カートリッジ版&通常3DSLL本体)
なおコンプリートセットを買ったあとから、ダウンロード版に乗り換えも可能です(カートリッジ内のセーブデータをダウンロード版へ移行できます)。
願わくばニンテンドースイッチ版や連動するスマホアプリ(AR、VRが使えて、月定額のサービスなどで内容が増える等)が発売されてほしいところですが、現時点では残念ながらそういった発表はありません。
とはいえ色々と今後の展開を期待できそうな予感もありますので、まずは3DS版をじっくり楽しみながら、その日を待ち続けるのもいいのではないでしょうか。
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