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日記

闘病日記

2月17日
腰の激痛で目覚める。身に覚えがないが、眠れないほど痛い。血の気がすっかり引いた顔色を見て、まみりんが救急車を呼ぶ。行き先は何故か整形外科。とにかく痛くて何も考えられず、歯を食いしばり続ける。看護婦さんに鎮痛剤の座薬を入れられるが、妄想にふけるどころか恥ずかしいとか思うゆとりすらなし。とにかく痛い。
同席していたまみりんが看護婦さんに「御家族の方ですか?」と問われ違うと答えると、意味ありげな笑いを返される。俺が看護婦の立場なら同じ想像をしただろうが、昨夜はまるで心当たりがない。その後でまみりんが本を読みながら待合室に居たが、看護婦と一緒に出てきた俺の瞳には「ちょんまげどん」という文字が見えた。看護婦も気付いたらしく、またもや意味ありげな笑いを見せつけられる。顔をあわせられようか、いやできまい。
その後、尿のペプシコーラのごとき有り様に、ただ事ではないと気付く。
薬が効いた後、大きな泌尿器科へ。どうも膀胱に石が入っていた模様。しかしレントゲンで発見できず、もう既に外に出たようだと判明。座薬を貰って自宅療養。薬が切れた途端、激痛が復活。しかし今日の若い医師の話だと、明日には治っているとの事。
2月18日
腰の激痛で目覚める。ウソツキ! 同じ病院へ。今日は年配の陽気な先生がお相手。腎臓に石があって、それで腫れているとの事。痛さの割には石は1ミリ程度の小さな物らしく、医師は楽観的だった。「肉や魚といった蛋白質だけの食生活」「運動不足」が主な原因と言われ、心当たりがあり過ぎ困ってみる。22日に再検査する、との事。
2月19日
快調。もう石が外に出たのかと思い出社する。夕方近くから怪しい痛みが。少しでも頑張ろうとした自分を怨んでみる。
2月20日
腰の痛みと引き換えなのか、風邪を引く。グッバイ休日。
2月21日
またもや風邪。まみりんが食材費をよこせと言うので、勝手に財布から抜いててくれ、とベッドの上から言う。要求は7千円だったが万札しか入ってなかったらしい。三千円のおつりを入れておくから、と言うのでそうしてくれと返答し、まどろむ。
2月22日
朝から検査。レントゲンの写りを良くするという変な点滴を打たれるが、漏れたせいで酷く痛むし腕が膨らむ。そして段々と腰が痛み出す、何故か。どうも点滴で腎臓の石が押し出されて、膀胱の手前の一番細い所に収まってるらしい。またもや水をとにかく飲め、と言われる。あと、安静にはせずにとにかく運動せよ、との事。しかしこの痛さで動き回れと言うのは無茶な気がする。
支払だが、間の悪い事に保険証の再発行中で、この病院では保険証のコピーでは保険を利かせてくれない。後日保険証を持ってくれば返済するから、今日の所は実費で払う事になる。けっこう多めに財布には入れていたと思うので安心していたが、なんと合計四万八千円!
万札が五枚前後あったような気が……と思い鼓動を速めながら財布を覗く。一万円札は一枚、二枚、三枚、四枚。五千円札が一枚。千円札が一枚、二枚、三ま……ん? おや? これは……?!


5ポンド+10ポンド=15ポンド
(日本円にして3000円)
海外旅行は楽しかったですか、まみりん? 
結局なんとか小銭があったので、支払完了。しかし帰りのタクシー代が無くなり、ジョギングして帰る。期せずして運動が出来ましたか?


闘病の苦しみを分かち合おうと言うのか、なんかお便りがきました。
結石の痛みはものすごいっすからね。うちの母親は尿管に石が詰まって尿が溜まってしまって尿管が破裂してしまうという悲劇に見舞われています。私も数度経験していますが酷かったのは2回。1度目は数ミリ程度の石が降りてきて俺の息子の先で引っかかって停止。
先を覗くとその姿を拝めるのですが、どんなにふんばろうと出てきません。でもこんなんで病院に行くくらいならって、工作用の小型電動ドリルとピンセットを使って破壊して取り出しました。2度目は楕円形の石でその大きさがすごかった。長径10mm・短径7mm・厚さ6mmの大物です。(今測り直したから間違いありません.記念に取ってあるんです)
ところがこいつはすんなりと小便の時に出てきてしまいました。便器に「カランッ」とこいつが出てきたときはさすがに驚きましたが。そうなんです石はデカイから痛いわけではなく、角張っているから痛いんです。全体に丸い奴はこんなに大きくても出てきます。

貴重なお話ありがとうございました。それにしても、どうしてウチのサイトって怪我の話とか腐った話だとお便りがくるんだろう。

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