崖っぷちの男

「複雑な二重構造は事前情報無しの閲覧をオススメ」といった記載にそそられて鑑賞。正直、複雑というような構造になってなかったのですが、サスペンス映画として出来は良い方かと思います。
ビルで自殺志願をする男のシーンがメインで、それとは別のシーンが進んでいく、といったスタイルで、最初は何でこんな事になってるのか分からないのですが、小出しに情報が見えてきて、この先どうなっていくんだろうかと興味をそそられます。
全体的にハラハラしながら見れるのですが、幾つかご都合主義な点があって冷めてしまう時があったのが残念でした。

そういった残念な点が少しあるものの、全体的には地味ながらも良作で、ヒロイン役のジェネシス・ロドリゲスがセクシーで魅力的だった点や、エド・ハリスがえらく老けてたけれど貫禄があった点も印象に残りましたし、なかなかの佳作サスペンスかと思います。