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映画

ガタカ

初期型プレステ2のDVD再生テストのためだけに借りてきた、言ってしまえばソニーの生産管理のいい加減さが無ければ借りてこなかった作品なのですが、そんな理由とは反比例する素晴らしい出来栄えでした。
遺伝子至上主義の近未来を描いたSF的作品、と書くと馴染みにくい思いにとらわれるかも知れません。しかしそういう面はあくまで舞台説明的な要素であって(むしろSF的設定は現代社会への隠喩でしょう)、極上の人間ドラマが垣間見れます。
決して甘ったるくは無く、むしろさらりと凄まじいシーンがあったりもしますが、見終えたときには爽やかな満足さがあるのではないかと思います。個人的にはラスト間際の医師と主人公の会話のシーンが未だに印象に残っているくらい好きな場面ですね。言葉よりも表情に含まれるものが多い、そんな演技力にしびれました。

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