名作アクションゲームとして名高いらしい、ってことで取り敢えず買っておいたものの、自宅にあまり居ない日々が続いたので、今頃になってようやくクリアしました。まず初代の感想から。
画面、音楽、ロードの少なさは一級品。最初のボスの倒し方が独特で、ただ殴ってるだけじゃ倒せないのが新鮮でした。他のボスもこんな凝ってるんだろうかと期待してたら、意外とボスが少なくて残念。ラスボスも期待してたんですが、なんか最初のボスの方が好きですね。
最初は豪快に敵を倒して爽快感のあるクレイトスさん無双のつもりで買ったつもりだったんですが、実際に遊んでみたらチャンピオンシップバイオブラザーズ2でした。水中逃げきりとか、石蹴りとか、トゲ渡りとか、トゲ登りとか、なんかもうイライラするモノが多くて、多くて。
このイライラってのがポイントで、キャサリンで難易度高いと思ったのと違う感触でした。なんかこう、悪い意味で洋ゲーって感じの調整とでもいおうか。世の中には納得できる難易度と、ただ腹が立つだけの難易度がある気がしました。キャサリンで難しい面をクリアした時は声出して歓喜しましたが、GOW1の場合は難所をクリアしても「なんだよ、コレ……」ってテンション下がりまくり。難易度って本当に難しい要素ですね。
とはいえ、死んでも割と直前からやり直しが何度でもできますし、全体的に完成度は高いアクションゲームなので、歯ごたえのあるゲームを遊びたいって目的があるのだったらオススメ。難易度高いモードは本当にヒドイので、マゾな人は是非。俺は諦めました、訓練されたマゾではないので。
次はGOW2の感想いきます。初代の時点でも操作性は良いと思ってましたが、2をやると更に細かいところが改良されてて感心。ロープでぶらさがるのが本家バイオニックコマンドーより簡単でかつ爽快で、なんかぶら下がるだけで楽しいですね。連続でスピーディに飛び移る面はセーブデータ残してるくらい気に入りました。
序盤から凄い迫力で、この調子で進むんだったらスゲーなぁ!と期待してたんですが、さすがに同じようなボス連発するわけにもいかなかったんでしょう、その後は比較的おとなしい展開です。とは言え、雄大な背景はため息が出そうなくらい素晴らしく、そこを歩いているだけでなんか凄いって感じるのは稀有ですね。
GOW1で失望したボスの少なさは、今回は改善されてました。ただ殴ってるだけで死ぬボスは殆ど居なくて、倒すためには一工夫しないといけない奴らばかりで、倒し方を考えるのが楽しいです。
理不尽に難易度が高いシーンも少なくストレスを感じにくかったです(とは言え終盤のCSアタックはちょっと……GOW3になってどのボタンを押せばいいか改善されたみたいですが)。
なにはともあれ、遊び終わってみたら大変面白かったです。クレイトスさんの極悪非道っぷりはある意味必見ですので、そういう意味でもプレイしてもらいたいですね。CSアタックのあんまりな残虐さを横で見てた息子が大はしゃぎしてたのが印象的で、この子の将来がどうなるのか少し不安……と乳幼児の前でこんなゲームをするパパは今年で40歳になろうとしています。
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