近くに一個105円で小さめのケーキを売ってるお店があるのです。値段の割にはなかなか美味しくて、色々な味を気軽に食べれてしあわせ。
家族揃ってお店に出かけようとしたら、まみりんに止められました。
「あ、右に曲がらないで。階段降りて遠回りしよ」
「なんで？」
「ダーリンは見ないほうがいいから」
「え？」
「道でね……小さな何かがね……交通事故でね……」
「あ、わかった。階段降りよう」
「それはもう……”ダーリンは見るな”フォルダに画像入れるくらいに……」
「わかったってば！」
そういうわけで遠回りしてケーキをたくさん買ってきました。なんとなくレアチーズケーキを食べようとしたら、まみりんに怒られました。
「ちょっと！ レアチーズケーキは私のなんだから！」
「あ、ごめんごめん」
「一個しかないんだから、間違えて食べたらまた買ってきてもらうよ！」
「じゃあコレ食べてから買いに行こうかな」
「ただ買いに行くだけじゃなくて、道も指定するからね！」
まみりんはそう言うと、ニンマリ笑いながらレアチーグケーキをもぐもぐと食べるのでした。それはもう挑発的な笑顔で、食べたい？食べたいでしょ？と言わんばかりに。
これで終わると後味悪いから、とりあえず息子の写真でも置いときますね。
ママに似ないでよかった無邪気な笑顔
コース指定
日記
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