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PS3

キャサリン

興味をそそられるような題材とか、魅力的なキャラデザインとか、そういった面を期待して買った人も多いと思うんですが、実際にプレイしてみると期待してたような部分は全体の10分の1くらいで、ほとんどはアクションパズルパートに費やすことになったのでした。それだけなら大きな問題にはならなかったのかもしれませんが、パズルゲームの難易度がかなり高いのでネット上で騒ぎになったようです。自分が見た範囲だと、ツイッターのTLがかなり盛んだったのが印象に残りました。
イージーモードだと「ストーリーを手軽に楽しむのに適切な難易度」とあるんで、雰囲気に惹かれて買った人はおそらくこの難易度選ぶんですが、もはやイージーであっても普通のゲームのハードくらいの難易度だったので、ライトユーザーは大火傷だったのではないかと想像します。「ノーマルに比べれば、イージーだとアンドゥあるから楽だろ」とか「アトラスのゲームはもともと難易度高いんだから、知らずに買ったほうが悪い」って意見も見かけ、納得出来る部分もありはするのですが、そういった上から目線の意見には同調しかねます。
自分は日頃から難しいゲームすることが結果的に多かったものの、年くってからは難易度高いゲームを敢えてすることも避けてたり、長期出張の直前だったので出張行くまでにクリアできるのかなーと思って悩まずにイージーモード選んだんですが、それでも歯ごたえのある難易度に悶絶しました。その結果、後半は一面クリアするだけで「やったぜ!」と声に出して歓喜するとか、貴重な体験をした気もします。でもこれ、イージーなんだぜ?!
自分みたいなアトラスの高難易度病をしってる人間だと「思ってたより難しいぞ」とか「ま、アトラスだしなー」で済むとは思うんですが、ライトユーザーにそんな事押し付けるのは酷いんじゃないかと思います。歯ごたえのあるゲームを楽しむ自由もあれば、気軽にストーリーを楽しむ自由もあるのだと思うのです。
ライトユーザにアトラスの名前を覚えてもらういい機会だったのに、悪い意味で記憶に残った気がして残念です。個人的に何よりも惜しかったのが、今後のアトラス作品に対しライトユーザは初週付近に買い控えして様子見することが増えるかも知れない、という点です。いいチャンスだったのに、難易度の調整不足がアダになったかなぁ、と。
グラフィックや音楽、操作性などはすぐ伝わりやすくて時間をかければ調整結果が目に見えて分かりやすいのに対し、難易度という概念は本当に難しい分野だと感じました。難易度なんて雑誌などで見ても伝わりようが無いし、時間をどれだけかけたのかなんて遊んでるユーザーには全く見えようがない部分です。それだけに会社の独自のノウハウや体制などが問われる部分だと思いますが、アトラスに関しては良くも悪くも難易度が高めですね。
これがキャサリンソウルだとか世界樹のキャサリンってタイトルだったのなら、難易度の高い部分=プレイヤーの求めるゲーム性、ってことで目的と乖離していないからまだ良かったんでしょうけれど、難易度が高いパズル部分とユーザーが求めてるストーリー部分がゲーム的には融合してないので、なおさら難易度の高さが鼻についた形になったのではないでしょうか。
難易度について色々言ってしまいましたが、でもまぁ広告業界では好かれも嫌われもしないCMが一番悪いと言われるようですし、印象に残っただけでも成功と言えなくもないですが。とはいえ、あとからスーパーイージーモードの難易度修正パッチも配布されましたので、ユーザーの声を反映してくれるという印象も持たれたかもしれませんね(でもネット繋がってない少数のユーザはどうしようもない気が……)
肝心のゲーム自体の感想ですが、なんだかんだ言って面白かったです。最初はストーリーに惹かれて遊んでたのは確かなんですが、パズルモードがなかなか中毒性があるので、文句言いながらも遊んでしまってた感があります。眠い時にイライラしてて遊んでた面も、翌朝気分を切り替えてやったら意外と簡単にクリアできたりしました。このあたり、難易度が高くても許せるタイプのものだったかな、と。操作性や3D視点の悪さなどで高難易度だとストレスのみがたまって、許しがたいものになると思うので、まだマシなのかも。
まみりんも興味をもってプレイし始めたんですが、俺が出張に行ってる間にイージーモードながらもクリアしてて驚きました。いわく「最初は難しいと思ったし、クリアできるのか不安だったけど、死にまくりながらやったら意外とラスト付近は苦労せずにクリアできたよ」とのこと。
こういう面から考えると、プレイヤー自身の上達が反映されるいいゲームだっと思います。ストーリー面のボリュームは少ないですが*1、本編のアクション要素満載のパズルとは別に、時間制限も敵も無い純粋なパズルモードもあって、パズル目的であればかなりのボリューム感があります。
細かい点で気になる点も幾つかあるのですが、技術的な面で見ると「流石はペルソナチーム!」って感じでしたので、次回作へのお布施的な面も含め、新品で購入して良かったなぁと満足です。まだイージーモードクリアしただけ*2なので、バベルモード制覇とかゴールド取得とかやることはあるんで、今後も地道に楽しんでいこうかと思っています。

  • 注1 : 全然関係ないですが、ネット上の感想では翻訳業の観点での感想がかなり独特で興味深かったですね。
  • 注2 : ちなみにエンディングはメガテン風に言えばニュートラル・ニュートラル、伏字で言えば「勝●●●●●れ」、なかなかいい味わいのエンディングでした。

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