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PS3

ロボティクスノーツ

発売前は「今週はロボティクスノーツ発売だなぁ、シュタゲ超えるかとか期待しすぎない方が楽しめるだろうなぁ。とか思いつつも、週末は息子達を鹿児島に帰省させて、これでロボノしまくりだぜ!」となんだかんだで期待を抑えられなかったんですが。
なんかやり始めてみると、科学アドベンチャーシリーズでかつて味わったような、冒頭からグイグイと先を見たくて仕方ないというものをまるで感じません。ラストシーンを冒頭に持ってきて盛り上がりを予感させる、という手法は使ってますが、それが効果的に働いているかと言われると、そんなには。
グラフィックや音楽などは申し分ない出来なんですが、肝心のシナリオおよびシステム周りがちょっと酷かったです。普段の自分はゲームや映画などに対するハードルがかなり低くて、他の人がプレイ中に気になるような点もあまり気付かずにプレイし終えて、あとから冷静に見返すと「そう言えばそうだよね」と思う程度なんです。
しかし、本作の場合は全然違いました。あまりにもご都合主義すぎて、プレイ中にツッコミを入れまくってました。あまりにも酷くて、怒りを通り越して、驚き、呆れるばかりです。シナリオライター変わったのかと思ったら自分の好きなシリーズと同じ人だったので二度ビックリです。
ここから先は文句しか書いてないので、いつものネタばれ領域で語ります。

販売会社の社長のツイートで「ったく、モノを創らないヤツほどガタガタと騒ぐから困っちゃうぜ」「つまりガタガタ騒ぐのは、俺の周りのスタッフの事。決してユーザーの事ではないので安心してね」とありましたが、それってつまり、モノ作ってなかったら率直な意見も通らない現場ですよ、と暴露しているようなものじゃないでしょうか。組織内のチェック機構が働きようがなさそうですね。
良いところもそれなりにあった筈なのに、それを凌駕する数々のお粗末な点(ゲームの内外共に)が多すぎて、シリーズのファンとしてはかなりがっかりしました。
信用を築き上げるのは大変な努力と時間が必要なのに、失うのは一瞬ですし、一度失った信用を取り戻すのは更に大変な努力が必要かと思います。なんだかんだで文句は言いましたが、カオスヘッドに関連するらしい次回作はたぶん買ってしまうでしょう。
同じシナリオライターでここまで質に変化が出たのなら、次で回復する可能性もあるでしょうから。聞くところによると、シュタインズゲートは他社と共同で作業したため、あれだけのシナリオのクオリティになったのではないか、と思ってしまいますし(とはいえ、発売日にいきなり買うのはさすがに控えるかもしれませんが)。
モノ作りをする方々はガタガタ騒がずに、作品のみでユーザーに語っていただきたい所存です。

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