近くのツタヤで先月に予約してたら、今日届いてたので購入しました。と言っても自分用じゃなくて、親父へのプレゼントです。
実は親父はゲーム好きだったりします。自分からプレイするわけじゃないんですが、おいてあると遊んでるって感じ。かなり昔の話ですが、SFCのFゼロを俺に隠れてプレイしててカーブで体ごと傾けてたのが忘れられません。それを後ろからこっそり見てて「ププッ！」とか思ってた俺がその数年後にスターフォックスのボスがせまってきて体ごと下にしゃがんで避けようとすることになるとは当時知る由もなかったわけですが。
で、そんな親父が11月23日に70歳になって、天下りの仕事もやめると言うので（「最近は談合も少なくなってきてなぁ」と言われて返事に困ったのもいい思い出です」）、奮発して勝っちゃいました。ボケ防止に脳年齢も。
ドット抜けがないかとか、液晶保護シールつけたりとか、ソフト動くかとか、一通り検証して大丈夫で一安心です。あとは包装をまみりんに頼むだけかな。
・・・といった作業をしている間、10秒に一回くらい
「親父にはもったいないんじゃ？」
とか
「俺の古びてきた白と黒を入れ替えても分からないんじゃない？」
とか
「理屈ぬきに黒がカッコええ！」
とか悪魔の囁きが聞こえて困りました。ほんと、内なる誘惑が凄まじかった。でも我慢しましたよ。決してまみりんが「本体入れ替えちゃダメだからね？」と横で見張ってきたからではないです。未練たらたらに「親父の年齢考えると白は似合わないだろうしなぁ」とか自分を納得させようとがんばってたら、まみりんが「Wiiの本体が白だから、DSも白だと似合うって」と言われた時にやっとあきらめがつきました。Wiiが黒じゃなくて本当によかった。
そして本体についた指紋とかを拭いて箱に戻してると、まみりんが話しかけてきました。
「ダーリンてお父さん思いなんだねー」
「そんなことないけど」
「そういえばそっか」
「すぐ納得すんな」
「だって、いっつも親孝行とか全然しないじゃんか。これが最初で最後じゃない？ ダーリンのお父さん感動して泣くんじゃない？」
「今までが今までだしなー」
とか言った感じに会話もひと段落ついたあと、沈黙を破るようにまみりんがいそいそと質問してきたのでした。
「……クラブニンテンドーの紙、一緒に送るの？」
え、この前フリのために話しかけてきてたの？！
「え、まぁ、送るけどさぁ。今度携帯買うって言ってたし、自分で登録できるよ」
「えー！ 登録とかわざわざしないって！」
「なんかポイント目当てで紙だけ取ったみたいでイヤじゃんか」
「絶対ムダになるって！」
「だいたい、お父さん達がポイント登録したところで、マリオ帽子とか花札とか欲しがると思うの？ ええっ？！」
えらくしつこいので結局はポイントの紙を渡しましたが、その時のまみりんの表情ときたら。あんな瞳を輝かせたまみりんを見たのは久しぶりです。
さっそく自分のPCでポイント登録するまみりんでしたが、「えー、DS本体って50ポイントしかたまらないんだ？」とか「大玉でさえ75ポイントなのに？！」とか「そういえばクラブニンテンドーって同じハードは二個以上は登録できないけど、別の色は別ハード扱いされるから、ダーリンのIDでもブラックDS登録できたんじゃない？」とか語るだけ語ってくれました。ポイント登録完了したあとで。
まぁまみりんにはプレゼント包装でもしてもらうことにします。いとこのサヤカちゃん（6歳）にもDSあげたから、そのうち一緒に遊んで盛り上がってくれればいいなぁ。
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