第8回九州大会日記(07)

てっぺーさんが「大変失礼ですが、まさかアラフォーマーズが決勝トーナメントへ行くとは思ってませんでした!」と言われたので、
「何言ってるんですか、会場の誰もが予選突破すると思ってましたよ!」と強気に返答できればよかったのですが、会場の中で自分が一番予選突破するとは信じてなかったので、
「なんというか、場違い感が凄いですよね」と言ってました。
だって、二位抜けしたチームのプレーオフ見てると、どう考えてもうちらよりこの人たちが強い。一位抜けした我らアラフォーマーズが、K1方式で次に戦いたい相手を選べるんですけど、え、俺らが選ばれるのではなく、俺らが選ぶの?
正直、どこを見ても即死間違いなしのチームばかり。つまり、俺らは死に場所を選べるらしい。「どこ行っても無理じゃないですかコレ」と弱気なことを言ったら、チームメイトのお二人から「何言ってるんですか、我々が優勝するに決まってるでしょ!」と即座に言い放たれました。
「ダメだこいつら、なんとかしないと……」と悩みつつ、どうせなら最後に大きな花火を打ち上げようじゃないかと思い、とあるチームを選びました。
チーム名:BM二郎〜わさびくにへかえる〜
一人目:冒険家Y・S・B(ヒューゴ)
ニ人目:くに(リュウ)
三人目:かえる(ダッドリー)
THE・公・開・処・刑!
Dead or Die!
どうせなら誰に三タテされたいか選びたい!
そう思いつつ高度な政治的判断をもって、YSBさんに相談をしに行きました。
「YSBさん、そう言えば今晩はチームメイトの皆さんは全員我が家に泊まられますね」
「そうですね」
「ところでですねー、どうせならYSBさんに記念に3タテされてみたいなー、とか思ったり思わなかったりしてたりしてですねー……(揉み手)」
「ところで、この台って配信されるんですか?」
「この台ではないですね、配信されるのはあっちの台ですよ」
「え……じゃあ、自分は最初には出ませんから……」
噂ではYSBさんは配信の時はテンションがあがると聞き及んでましたが、配信じゃない時のテンションの下がりっぷりがただ事ではありませんでした。自分がとてつもなく悪い事をしてしまったかのような気分になってしまいます、まさかあんなにガッカリされるなんて……
そんなこんなで、相手チームはかえるさんのダッドリーが先鋒です。誰が最初に出るかを話し合ってる最中にキタコーさんがとんでもない事を言い始めました。
「実は今日、出勤日だったんですけど、なんか会社から20回くらい着信入ってて、どうしましょうかねー?」
「それは大変ですね。ところで、ダッドリーがやりやすいって言われてたから、キタコーさんが先鋒でどうですか?」
「わかりました」
そして何事もなかったかのように試合が始まって、一分くらいで負けて帰ってきました。
「えー、戦いやすいんじゃなかったんですかー?!」と煽りつつ自分が次に入ったら、30秒くらいで試合が終わったので、なんとなく目をそらして無言でいました。
最後のルチ13さんはかなり粘って三分くらい地面に立ってましたが、あえなく負けてしまいました。残念!
決勝トーナメントはルーザーズとかないので、これでアラフォーマーズ、決勝トーナメント一回戦敗退で終了です。
そんなアラフォーマーズに、おのださんがテーマソングを作ってくれました!
誰かが昔言っていた「人間わずか五十年」
ところが医療は日進月歩 寿命が延びる
いい事じゃないか!
いい事じゃないのか?
誰が呼んだか アラフォーマーズ
誰も呼んでは ないけれど
呼んでないから 名乗るのさ
呼べ!呼ぶんだ!
頼むから!
もしも3rdをしてなけりゃ
家の1軒建ったろう
だけど3rdをしてなけりゃ
楽しい仲間に会えたろか?
老害?
違うね!
重鎮さ!
3rdの厳しさ 教えてやろうぞ
アラフォーマーズ
(ドコドコドン!)
この前テレビで言っていた「国の借金1000兆円」
ところが議員は衆参牛歩 会期が延びる
いい事じゃないな!
いい事じゃないよな!!
毎度おなじみ アラフォーマーズ
初めて見る人 多いけど
一目合ったら 友達さ
合え!後生だ!
頼むから
もしも3rdをしてなけりゃ
芥川賞取れたろう
だけど3rdをしてなけりゃ
楽しく人生送れたか?
老害?
違うね!
レジェンドさ!
3rdの厳しさ 教えてみせます
アラフォーマーズ
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九州大会に座頭市が?!
3rdあんまり関係無さそうなのは気のせいです。
あと、SATSUGAIせよ!に引っ掛けて
ROUGAIせよ!とかやってみようかとも思ったんですが、
そんな自分に引っ掛かったのでやめました。

かたや息子さんを一人で移動させて九州大会に参加し、
かたや会社のタイムカード押してから九州大会に参加し、
かたや妻と息子を実家に帰して九州大会に参加し、
とチームメイト全員が控えめにいっても気が狂ってると思いましたが、世の中の若人プレイヤーに老害勢として言っておきたい。
「年取ったら大会参加するだけでも大変なんだから、大会参加しようか悩むぐらいだったらとりあえず参加しようぜ!」
なにはともあれ、こんなあり得ないチームが組めただけでも嬉しいのに、決勝トーナメント出場できたのは本当に嬉しかったです! 
お疲れ様でした!

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