そんなこんなで、チーム内で特に話し合いとかされないまま、平均年齢40歳チーム「アラフォーマーズ」の試合が始まってしまいました。最初の対戦相手チームはこちらになります。
チーム名:アイドルスマター
一人目:りえる(春麗)
ニ人目:しかく(豪鬼)
三人目:アキ(ネクロ)
こちらはヒューゴー、ヒューゴー、ネクロ、といった構成なのでどうしようかと思ったんですが、最近一番サードやってない人から慣れてもらうために先に出てもらおう、って話になったら自分が先鋒として出ることに。
最初はネクロの方と対戦です。最近ゲーセンで対戦とかしてなかったんで忘れてましたが、試合前にレバー触ってませんでした。家でOEしかしてなかったから、レバー相性とか気にする癖がすっかりなくなっていました。
ヤバい。なんかレバーが自分には柔らかすぎて、気合をいれないときちんと技が出せない感じです。せめて試合前に意識しておけば慌てなかったんですが、もう試合始まってます。仕方ないので、気持ちだけでもポジティブにいこうと頑張ってみます。
相手のネクロの方はこちらのキャラを見てからスラムダンスを選択されてきたんで、これはかなりヒューゴー戦を知ってるのでは、と感じました。タイミングがバッチリだったら、ヒューゴー相手にスラムダンスは完全対空技となるからです。そういうわけで、おのずとヒューゴー側の飛込みが少なめになり、飛び込む場合もスラムダンスのコマンドを失敗させるのを意識した行動をする、といった展開になるだろうと思ってました。
ネクロ戦はお互い我慢合戦だと思ってるんで、ちまちまとお互い遠目の間合いで牽制合戦です。後ろからチームメイトが「ネクロの大足見てからブロしてください!」と無茶なアドバイスが飛んできますが、あいにくキタコーさんみたいに見てからブロは無理なんで、とりあえず相手が技を出したくなるようなところでブロおいて、じわじわ近づいていくことにしました。
それでもなかなか近づく決定的手段が得られず、「とりあえず相手が大足出しそうなタイミングで大ラリアットうって近づこう。この距離なら最悪ガードされてもスラムダンスは食らわないだろうし」と思って波動コマンドと大キックボタン押したら、なんとあろうことかコマンド失敗して、真下と大キック(ヒップドロップ)が炸裂!
無防備にネクロの手前にしりもちをつくヒューゴー。ネクロ側が一瞬だけ「え?」って感じで躊躇した感はありましたが、すかさずスラムダンスで投げてきました。あまりの展開に心が折れそうになりましたが「(相手にゲージを)使わせた!」と言い切って気にしないことにしました。自分の体力も半分くらい減ってますが、気にしない!
そして結果的に、スラムダンスを3ラウンドで3回くらう(しかも自分から投げられにいってるようにしかみえない)という酷いことになりましたが、結果的になぜか自分が勝ってましたので、自信をもって「使わせた!」と言い切ります。
次の相手は豪鬼の方です。豪鬼戦はノモトさんで毎回酷い目にあってるんで、散々悩んだんですがSAはハンマーにしました。なんか色々やってたら、ストレートに勝ちそうになってたんですが、個人的にとても気になってる点がありました。
さっきからSAゲージはたまっているのに、一度も光ってないぞ、と。レバーの相性が悪いとはいえ、さすがに一度も出ないのは自分に何らかの欠点があるとしか思えません。ブロッキングはそれなりに出せるんだから、おそらく気合が足りないに違いない。
そう思って、まだ体力余裕あるからと思いつつ、画面ではなく手元を見ながら真空コマンドをいれてみますが、これがもうまったく光らない。光らないからムキになってレバーまわしまくってたら「筐体の揺れだけなら大会イチかも?」って言われるくらい台が揺れてて、キタコーさんからも「嶽花さん、画面見ましょうよ!」という前代未聞なアドバイスをいただきました。
するとちょうどレバー回してる時に、相手の豪鬼の方がたまたまダッシュして近づいてきてくれてて、なんか知らないうちにムーンサルトで吸い込んでて勝ってました。勝った瞬間の画面を見てなかったんで、勝ったのに気づいたのが最後なのが自分、というこれまた前代未聞な勝ち方をしてしまいました。なんだこれ。
そして三人目の春麗の方には普通に負け。そしたらキタコーさんが次に出ることになりました。キタコーさんいわく「ダッドリーや春麗の方が地上にいてくれるから、勝負になると思うんですよねー」という持論があるようで、それを聞くたびに自分は白目になりそうなんですが、なんかその言葉通りに春麗に勝ってて驚きました。そんなわけで、とりあえずチーム一勝しました!
次の相手チームはOE関係の方々によるチームでした。まさかひとりウェーブの登場人物達と対戦できる日が来るとは……
チーム名:Random of Justice
一人目:無銘(ケン)
ニ人目:ちゅーげん(ダッドリー)
三人目:ミュー(ユリアン)
誰が最初に出るかという相談をしたところ、本日一番妖しい動きをしている人間を最後にするのは危険、ということになって自分がまた先鋒に出ることになりました。相手はKOF勢のミューさん、ユリアンです。ただしSAがタイラント。ええーっ?!
ルチ13さんからは冷静に「ダッシュ投げをすかしてからのタイラントに注意してください!」とアドバイスをいただきましたが、自分はタイラントを食らうことはありませんでした。なぜなら相手のダッシュ投げにまったく反応できてなくて、グラップ一切しないで投げられてたからです。
普段タイラントとの対戦をまったくしてないので、すごく不思議な気分で戦ってました。なんといえばいいんでしょう、怒りも焦りもなく、ただただ当惑してるとでも言えばいいんでしょうか。最後はミューさん渾身のタイラント削りがやってきて、後ろから「最後は赤ブロしましょう!」といわれたものの、絶妙なところで玉とタイラントが重なっててあえなく死亡。
とりあえず負けた直後に「こんな組み合わせ、牛?!君としかやったことないよー!」と煽ってみたところ「牛?!君とやってるならいいんじゃないですかー」と煽りかえされてしまいました。いや、違うんです、君達が思ってるのと絶対にシチュエーションが違う。
それはもう10年以上前のこと。サード稼動初期の頃、久留米でも大会があるということで、今は亡き平尾センチュリー勢と共に対戦相手を求めて向かった先にいたのは、当時14歳の牛?!君でした。使ってたキャラこそ赤ユリアンなんですが、プレイスタイルは完成系の頃とは大きく違っていました。
基本は投げすかしを誘っての強気のタイラントぶっぱです。ブロから狙うとかそういう小細工はなしで、暴れ塾のような強気な攻め、そして勝ったらPAで地面を揺らす、という超ストロングスタイルが印象的でした。あのタイラントを食らわなかった人は居なかったんじゃないでしょうか。古き懐かしい時代です。
そんな昔の記憶を思い起こしてるうちに、なんか気がついたら次に出たルチ13さんが3タテしてました。3タテした瞬間に「コージ、見てるかぁ? ところで今日、一度も勝ってないヤツが居るみたいだなぁ、あぁん?」と煽ってたので、数年たってもお元気そうで……と懐かしさを感じてしまいました。
この時点で気づいてなかったんですが、3チームリーグで2勝したんで、一位抜けってことで我らがアラフォーマーズ、なんと決勝進出です!
団体戦って素晴らしいですね! 自分が何もしてなくても、チームメイトが勝ってくれれば決勝に行けるんですから! 応援しなくて後ろでラブプラスやってても決勝にいけてたんじゃないかと思うと、団体戦ってシステムを考えた人に感謝したいです!
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