イン殺さんからバトンが回ってきました。せっかくだから俺はこの赤いバトンを選ぶぜっ! 無理矢理テンションを上げようとして失敗しましたので、いつもどおり淡々とやってみます。
Total volume of comic on my Bookshelf
(本棚は漫画ばっかり何冊入れてるの?)
自宅には500冊くらいありました。あとから入手可能そうで思い入れが少なくなったらどんどん売ってったり、あまり再読しないのはどんどん実家に送ってるのでこんな感じです。実家にも同じくらいかそれ以上漫画があるので千冊超えてるかとは思います。でも本棚が足りない。
本棚を買おうとしたら自宅でも実家でも怒られました。何かの間違いで大金を手にすることがあったら、まずは大きな家を建てて漫画御殿を作りたいです。
Comic thought to be interesting now
(今エレクチオンしそうな漫画)
巡回先ではあまり言及されてないのですが『結界師』とかもっと話題になってよさそうだと感じています。掲載誌がサンデーじゃなくてジャンプだったら売り上げも違っただろうとは思うんですが、よろしくない方向になりそうなので結局はサンデー連載で正解な気もします。
巡回先では誰一人として言及してない『湯けむりスナイパー』はもう少し存在が知られてもいいかな、と思っています。タイトルでまず手を出さなそうですけれど、原作者が実は狩撫麻礼氏と知ると気が変わる人も少なくないかも。実は人情モノの短編集みたいな感じで、味わい深いです。最近は続編の『湯けむりスナイパー2』となって週刊漫画サンデー*1にてゆるゆると展開してますが、あのゆるゆるさが個人的には好きなのでこのまま連載が続いて欲しいですね。
あとスペリオールの『MOON LIGHT MILE』や『医龍』の最近の展開が凄いかな。チャンピオンREDの『シグルイ』も凄いですけれど、書こう書こうと思ってそのままにしてたらいつのまにか言及してる人が多くなってきたので、書く機会を逃した感が強いですね。でも一番先が気になるのは『シグルイ』です、正直なところ。あんなキチガイばかり出てくる漫画はそうはないですしね。夫婦でハマっててベッドではシグルイごっことかしてるので一向に子供が出来る気配すら感じられません。
最近はあまり新しく漫画に手を出してないので、もっと色々なところにアンテナをはって、面白い作品に積極的に出会っていきたいと思います。
The last comic I bought
(最後に買っちゃった漫画)
バトンをいただく数日前に『げんしけん(6) 特装版』*2を買ってたり、バトンを書こうかと思った直前に最後に買ってたのが『ヌケガケしよっ!―オンナ力がUPする25の恋愛術』だったり、といった状況で困ってたのですが、書くのをサボってたら最後に買ったのが結局『ブラックラグーン(4)』になりました。アニメ化も決まって、これから知名度が上がるような気がします。
なおカバーに違和感を感じる人は今月号のサンデーGX誌を購入してみましょう。今更ですが、俺のAmazon商品紹介画像は勝手に自作してたりするので、あんま本気にしないでください。レゲーなんかは殆ど俺の仕業です。あんな画像が Amazonサイトにあるわけないってーの。
Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me
(無人島へ持っていく五冊の漫画)
14年以上前から追っかけてるので熱意は相当のものなのかもしれませんが、アニメ化して有名になってから俺の中では少し冷めてきた感があるかもしれません。俺だけが知ってるすっげー漫画で『ベルセルク』ってのがあるんだぜ?と周りに薦めて自己陶酔してた時が一番幸せ(若い頃から歪んでます)だったのかもしれません。とか言いつつ雑誌で毎回追いかけてますが。
雑誌上では展開が遅く、コミックスまとめ読みでちょうどいいくらいのペースなのでヤキモキしている今日この頃ですが、もうこのさい俺が死ぬ前にきちんと完結してくれたらいいや、といった心境です。まみりんにいつも「ベルセルクの新刊はまだなの?」ときかれ「最近は休載が多いからまだまだ先だよ」と答えるのが日課になりつつあります。
なんだかんだで俺の漫画、いや漫画だけでなく小説や映画などに対する考え方を変えてしまった作品で、かなり自分の中では大きな存在です。もっと多感な時期に読んでいたら人生が変わっていたかもしれない、というくらいに。
これも連載初期から追いかけてますので、かなり長い付き合いですね。ビジネスジャンプに掲載されてた頃からノヴァ博士の虜でしたから。完成度の割には意外と一般層までは有名でない気がしますが、ジェームズ・キャメロン監督によりハリウッド映画化されるようなので、その後は『ベルセルク』みたいに有名になるではないかと夢想しています。
福岡では雑誌発売が関東に比べると二日遅れなので、『銃夢LO』*3を少しでも早く読みたい!と言う理由からウルトラジャンプ誌を定期購読してるくらいです。今月なんか連休の影響で17日に届きましたが、福岡で並んでたのは21日ですからこれは大きな差だと思うのですよ!
とか言ってますが正直なところ、これまた昔ほどの情熱はないかな、と感じています。長い付き合いになるともう仕方がないのかもしれません。恋人が長年付き添って円熟した夫婦になり落ち着くようなものなのでしょうか。最近で言えばトーナメントの一連の回は完成度は高くても読んでてドキドキしないというか、人間関係がからんでドラマが展開するのが魅力だと思ってるので読んでて厳しかったという気もしていましたが、今の展開は物語の大きな謎が絡んできていて先が気になって仕方がないですね。
『ベルセルク』同様に、俺が死ぬまでには完結して欲しいけど完結するのももったいない、と思ってる作品です。
漫画界のバイブルと言ってもいいくらいの存在だと思ってるのに、なんで絶版なのか信じられない。皆も俺みたく、実家に旧版を三冊、自宅に新装版を二冊常備すべきだと思う。でも絶版。『MASTERキートン』の絶版問題が片付いたらコッチもよろしくお願いしますよ、いやホント。
この作品からは色々なことを学びました。枠線の引き方とか、ちんぴょろすぽーんとか、毒電波とか、人生に大切なことの殆どを受け取ったと思います。子供が出来たら時期を見計らって多感な時期に読ませてみて、どんな人生を歩んでしまうのか確かめてみたいですね。
シュールで想像力を要求されるナンセンスなブラックユーモア四コマ漫画、とでも表現すべきでしょうか。合う人と合わない人が極端に分かれる作品ですね。読まなきゃ中身を分からせることも出来ないですが、読んでも分からない人も出てくるでしょう。でもコレが全国民に受け入れられる日が来たとしたら、それは日本という国家が病んでしまった日でしょうね。一家に一冊、聖書ではなくゴッキーが常備されている国家。ゴッキーのない生活なんて、ウインナーの入ってないウインナーコーヒーです。
もしゴッキーが気に入ったなら『反逆ののろし』や『enotic』も奇想溢れた凄い作品が満載なので必見です。
個人的なベストワンを選ぶのなら、悩むに悩んでコレでしょうか。ここまでパワー溢れる作品は皆無ですし、あまり知られてないがゆえの逆説的な思い入れがあるのかも知れません。ここはもうジブリがアニメ化してポケモンと同時上映してくれませんかね。当方アニメ業界のことは良く分かってません。
何度も読み直してますが、後半の「K井K一の日」あたりのテンションの高さは素晴らしい。「A子ちゃん、第三問に行こうか」というセリフの後は作中人物といっしょに「何ィ!!」って心の中で叫びましたよ。革命の定義を叫んでいる魔のさしてる状態とか、もう最高。
他にも5冊の候補には『パイナップルARMY』や『MASTERキートン』や『寄生獣』や『神聖モテモテ王国』とか色々あるんですが、無理矢理五本にしぼってみました。10年たったら候補が変わってるくらい、凄い作品が今後出現しまくって、それに俺が気付いてくれたらいいな、と思います。
Five people to whom I’m passing the baton
(次の犠牲者五名は?)
一人目は我妻、鬼嫁ことまみりんを指名します。どんなパンドラの箱が開かれるかと思うとドキドキしてまいりました。だいたいバトンの意味すらあらゆる意味で分かってなさそうだし。
残りの四名ですが、子供が出来たらやらせます。子供が四名に満たなかったら孫にやらせます。嶽花一族でこのバトンは決して絶やさぬよう、オリンピックの聖火さながら守り通してみせますので!
コメント