Nucleusで過去記事を編集しようとしたとき、記事によっては開くことが出来ないままタイムアウトになってしまう時があります。これはトラックバックのプラグインを入れていることが原因で、本文中にAタグがあると、記事編集をしようとするたびに外部トラックバックが無いか検出にしにいくからだそうです。対策が幾つかありますので、以下に述べていきます。
1:一時的に管理画面からトラックバックのプラグインを削除する
これが一番楽かもしれません。記事編集が終わったらまたプラグインをインストールするだけでいいですし。
2:DBの記事を直接修正する
phpMyAdminというソフトを使い、DBであるMySQL上で直接記事を編集すると、自分で改行タグを入力しないといけないですが、そのかわり確実です。
phpMyAdminを自分のPCにローカルホストをインストール(ウチでは数年前からの名残でアパッチ1.3.2にしてます)して設置すると、セキュリティ的にもかなり安心だと思います。アパッチにphpにMySQLと複数設置するのがめんどくさいと言う方には全部まとまったパッケージであるphpdevというものがあるようなので、こちらを使うのが楽でしょう。
phpMyAdminはブラウザ上からマウスだけでも操作がかなり出来て使いやすいし、この用途に限らずリストアが出来ない時のためのバックアップ用にも使えたり、MTからデータを移行しようとしてうまくいかない時に使えたり、と何かと便利なのでインストールする価値はあると思います。
3:記事本文ではなく、記事の続きに内容を移す
続きの部分で記事が長くなっても問題ないですので、最初からこうしておくのが望ましいともいえます。すでに編集不可状態になっていたらphpMyAdminを使って内容をカットアンドペーストすればいいでしょう。
4:ドラフトか予約投稿にする
phpMyAdminでidraftを0から1にする(ドラフト化)か、itimeを未来の日付にする(予約投稿化)ことによっても、トラックバック検出を防ぐことが出来ます。DB内を直接編集すると自分でBRタグなどをいれないといけないので面倒ですから、一時的にこうするのも楽でいいかもしれないですね。
5:バックアップファイルの中身を差し替えてリストア
ちょっと本筋とは離れますが、大量に変更したい箇所があってそれらが編集不可な状態でしたら、思い切って管理画面からバックアップファイルをローカルに保存して、それを開いてから一括置換などを駆使して変更し、そのファイルを使ってリストアすればいいでしょう。バックアップファイルの中身はSQLファイルなので、SQL文としての記述さえ間違いが無いようにすればいいですし。
その場合は状況によっては一度圧縮したバックアップファイルを展開し、再びgzip形式に圧縮する必要もあるかと思います。そんな時にはLhaplusを導入していると楽だと思います。
※2005/04/06追記:本質的な解決策が見つかりました。方法についてはこちら。
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