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映画

SAW

あまり事前情報は頭に入れずに見に行くのをお勧めしますので、本当に未見の方にも問題ないようなことしか書きません。書けません。何を書いてもネタばれになりそうですから。出来ればポスターすら見ないでほしい。サンダンス映画祭にて「Cube meets Se7en!」と評判になった映画なので、両方の作品が好きな方は迷わず見に行った方がいいでしょう。これ以上この文章を読む必要はありません。
ほんの少しだけストーリーを書くと「いきなり理由も分からぬまま、気がつけば二人の男が部屋の対角線上の角にて鎖につながれ、彼らを結ぶ線上には自殺死体が……与えられたヒントを元に、彼らは脱出できるのか? この状況を背後で操る犯人の動機・正体はいったい?!」といったところでしょうか。下手に公式サイトに行くとけっこう情報量が多いので、出来ればこれ以上この先の文章も読まずに劇場に行ってもらいたいです。
なお、映画祭では過激演出のため日本上映にて年齢制限の問題が出て、多少グロいシーンがカットされたようです。しかし本質的なストーリー面などにおいては変更は無いので、安心して鑑賞されてはどうでしょうか。ただし同伴していたまみりんは「面白かったけど気持ち悪かったので好きになれない」と言ってました。しかし個人的には思っていたほど直接的な気持ち悪いシーンもなく、思い返せば多少気になる点も少しはあるものですが、見ている最中にはそんな事は思いつきもできないくらい冒頭から中だるみもほとんどなくラストまで一気に話がスムーズに進んでいって、上映が終わったら「え、もう1時間40分もたったの?」って感じでした。サスペンス映画が好きで少しくらい気味の悪いシーンが出てきても問題ない、というのならこの先の文章を読んでも意味はありません。すべきことはただ一つ。
何度もこのサイトで書いてますが、個人的にはいきなりそのシーンを見ても怖くないのに、映画を最初から見ていた人には恐ろしく見えるシーン、というのが好きで好きで。

色々細かな反論もあるかもしれませんが、総じて見たらこれほどのパワーを持った作品は稀有である、ということまで否定できる人は少ないと思います。すぐにあなたは近くの映画館の上映時間を調べるべきです。
以下、鑑賞後の方へ。
見終わった後、凄く面白かったんだけど、なんか少しモヤモヤとするというか、なんか細かい矛盾というか、違和感があったような気がするんだけど、まぁ凄く面白かったのを台無しにするのもアレなんでまぁ気にしないでおくか!って感じに俺は受け止めていたんですが、同じような印象を得た人に朗報です。こちらでかなり詳しい解説がなされています。
この続きの最終号である完全解説は隠しページになっていて、URLを知るために申し込みをするとメルマガに登録することになりますが、読む価値はあると思います。最終解説はかなり詳しく例を挙げたりして書かれていて、今までの俺の感じていた違和感が完全に裏返って、納得に変わってしまいました。隠しページは期間限定らしいので、気になる人は早めに問い合わせした方がいいかも。
この「最後の秘密」が仮に製作者の意図通りだったとしての話ですが、この映画の凄いところは普通に見ても驚くラストシーン自体が(とは言え、銃の薬莢とか少し動くシーンがあるとか伏線があったり、CMとか予告みたら想像つく人もいたでしょう)巨大なミスリーディングだった、という点ではないでしょうか。
何はともあれ、もう一度DVDで見なおしたいと強く思います。

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