GBA日記

『ゼルダの伝説 4つの剣』を一人でやっても寂しいから、とゴングさんの家にみんなでGBAを持って押しかけたのでした。ゴングさんはGBA持ってませんが気にしません。
「へー、モコっちはPS2本体買ったんだ。ソフトは何買ったの？」
「嶽花さんに借りようと思って何も買ってません」
「じゃあPS2横に寝せてるだけ？」
「いえ、縦置きスタンド使ってますが、猫が爪研いでます」
と言った会話をしつつGBAを設置し、GBA持参した俺とモコとバッカスおじさんの3人でプレイ。ゴングさんとチンパン君は後ろで様子を見てることになりました。最初は「いちいちGBAみるのウゼー」とか言ってたはずなのに、少し遊ぶと新鮮なプレイ感覚に満ちていて面白かったです。協力と裏切りとハイスコアのブレンドされた混沌とした楽しさが最高です。ボスの手前まで俺がポイント最下位だったのですが、瀕死のバッカス君を後ろからつかんでボスに投げつけて殺して（バッカス君を）、バッカスリンクのまき散らかすポイントをかき集めて二位に浮上したときの喜びは未だに忘れられません。こんなことばっかしてるからコース終了の評価で「闇の勇者」認定でございます。
プレイし終えて思いました。このゲームって、GBAもってない人への罰ゲームになるな、と。ゴングさんが後ろで非常につまらなさそうに「GBA無いと、様子すら分からなくて寂しい」ともらし、チンパン君は早々にカイジの単行本を読みふけって逃避し「新必殺技考えた！　EXざわざわざわ……とかどうだろう？」とか言ってたりしました。あと、ゲーム内にモッコと言うキャラが出てきたのでモコっちアイコンに決定。

それでもあまりの楽しさにGBAを離さずにいると、ゴングさんが耐えかねたのか「今からゲーム屋に行って本体を買ってきます！」と部屋を出て行ったのですが、戻ってきたらGBAじゃなくてPS2本体を手にしていて二重の意味でビックリ。さすが社会人、大人買いだ！と思ってたら「モコだけじゃなくて俺にもソフトかしてください！」と言うので三度ビックリ。とりあえずモコが攻略本無しでクリアするとはりきってるので、現実をみせつけるために『SIREN』を貸してあげようと思いました。ちなみにスト2には興味がないと言うゴングさんには『ハイパースト2』を貸すことにしました。
一通り遊んだ後でGBAをゴングさんの家に置いていこうとしたら、「家は狭いから踏み潰してもしりませんよ？」と脅されたので「引越しする時は手伝うんで。その時はセガサターンとボンバーマンと10人分のコントローラ置きにくるんで」と言い返すと、「それって引っ越すなと言ってるようなものですよ。というか、仕事やめるから引っ越しません」と軽くかわされました。あんまり軽く言われたから冗談かと思ってたら、本当だったみたいでビックリ。
えーと。
闘劇予選にむけて時間ができたから、頑張ってくださいネ！（ゴングさんのPCの裏にGBAを隠しながら）