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映画

降霊

『CURE』に続いての、黒沢清監督&役所広司氏の作品。こちらも淡々としていて、かなり不気味な作品に仕上がっています。

突然降りかかってきた不幸を、霊視能力のある妻を持つ夫婦が何とか解決しようとする、というお話です。ここまで聞けば普通はその特殊能力をより良い方法に使っていくものだろうと思うのですが[A]『デッドゾーン』などがこのタイプでは有名で面白い作品でしょう。、この妻は過去にその能力のせいで妬みを受けたせいで、世の中に復讐してやるという思いで力を行使しようとします。その結果や、いかに。

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画面的にもそうとう不気味なのですが、一番怖かったシーンは霊能力の無い主人公がとある瞬間に霊が普通に見えてしまうようになったシーンですね。

あの瞬間、もう何も安心できることはないと思わされた時、見ているこちらの何かまで瓦解するような、眩暈のようなものが訪れたのが忘れられません。

あまり怖くない(恐怖の対象が分かりやすいため)という意見もきくのですが、個人的には十分怖かった作品ですね。

脚注

脚注
A 『デッドゾーン』などがこのタイプでは有名で面白い作品でしょう。

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