ストリートファイター 30th アニバーサリーコレクション(目次)
いよいよストアニの国内版が、2018/10/25に発売されました。先行して発売されていた海外版との違いを書いていきます。
大まかな特徴
大ざっぱに言うと、日本版(インターナショナル)は海外版の内容にプラスαしたもの、という感じです。
日本版だとバージョン設定で日本版ロムが遊べるようになります。たとえば海外版のスーパースト2ターボではなく、スト2Xがオフラインモード(トレーニングモード含む)で遊べるわけです。
PS4の日本版ストアニ、海外版と違いバージョンで日本ロムを選択すれば、オフライン(トレモ含む)でXが遊べました。スピードも4段階に変えれるので、かなり有用そうです。#SF30TH #PS4share pic.twitter.com/GkSQz6d7zS
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) 2018年10月24日
そういうわけでこれから初めて買う人は、日本版を買ってれば特に問題ないですね。ディスク版だと付録で復刻した冊子がついてます。毎日遊ぶような状態で、ディスクやカードの差し替えが面倒と思うようなら、ダウンロード版の方がいいでしょう。
ストリートファイター30th アニバーサリーコレクション インターナショナル | 公式PlayStation™Store 日本
Nintendo Switch|ダウンロード購入|ストリートファイター30th アニバーサリーコレクション インターナショナル
冊子目当てでディスク版を買って、思ってた以上に頻繁に遊ぶと思ったら、ディスク版を売ってダウンロード版に乗り換えるのもいいかもしれないですね。なお日本版であっても、ネット対戦は海外ロムを用います。つまりスト2Xでは遊べず、スーパースト2ターボで遊ぶことになります。そのため、先行して発売済である海外版ともネット対戦が可能となっています(ただし同一機種どうしに限ります)。
あと細かいところでの違いとしては、実績やトロフィーは国内ロム・海外ロムで共用となっている点です。例えば作品ごとのクリア実績は日本ロムか海外ロムのいづれでも大丈夫なので、海外ロムのスト2X(スーパースト2ターボ)が難しいと思ったら、日本ロムのスト2Xでクリアしても、同じ実績を解除できます。
ランクマッチのポイントも海外版と共用になっているので、海外版を遊んでて、日本版を遊ぶとランクマは海外版の途中から遊べます。発売直後の日本版でランクマッチをすると、いきなり高ランクの人と当たる事がありますが、海外版のユーザだったり、海外版を遊んでた日本版ユーザだったりするわけですので、不正などではありません。
日本ストアニでサードのランクマやったら、いきなりお互い赤帯どうしの対戦になり、もしやと思ったら海外版とランクとトロフィー共通でした。#SF30TH #PS4share pic.twitter.com/je7B6VZKvw
— 嶽花 征樹 (@takehana_masaki) 2018年10月24日
他の差異ですけれど、オフラインでのアーケードモードでセーブできますが、海外ロムと日本ロムで個別にセーブができます。よって2*12=全24ゲームでそれぞれセーブできます。たとえば海外ロムのスト3サードでセーブして、日本ロムにバージョン指定してスト3サードでセーブすると、それぞれでセーブできます。
意外と盲点だったのですが、プライベートロビーで困った仕様があるみたいです。
今更知りましたが、PS4ストアニのプライベートロビーですが、海外版から国内版へは招待可能ですが、逆は不可能です。#SF30th
— いたちゃん (@itachan4649) March 26, 2019
その他は海外版と同じなので、当ブログでの今までの記事が参考になると思います。
Steam版について
Steam版だけは他機種と少し事情が違います。バージョン1.03にアップデートすると、タイトル画面に「インターナショナル」と表記されるようになり、バージョン指定で日本ロムの指定も可能であります。よってストアで海外版・日本版という区分けがありません。
ストアでは日本からでも購入可能になっており、商品名としてはインターナショナルと表記がありませんが、中身は日本発売のインターナショナルと同じ内容になっています。よってスト2Xがトレーニングモードで遊べるわけです。
よってこの記事では、Steam版は日本版(インターナショナル版)と同義と読み替えていただければいいです(ランクマ、実績の共有の件も含めて同じです)。
なお海外版から1.03にアップデートしてインターナショナルになるとき、ゲーム内の設定はなぜかデフォルト化されてました。入力設定だけでなく、オンライン設定も戻ってるので、忘れずに入力ラグを0に戻したり、回線強度を適切なものにしたり、ウィンドウや垂直同期の設定も見直しておきましょう。
海外版を買ってた人はどうすべきか
PS4やスイッチ版は、バージョン1.03でも残念ながら日本ロムの選択が不可能です。しかしながら、日本版とのネット対戦はできます。そういうわけですので、どうしてもスト2Xでトレーニングモードがしたい、とかバルログやベガの名前が違うのがイヤ、といった理由がなければ海外版のままでいいと思います。
バージョン1.03では日本ロム指定できませんが、もしかすると今後のアップデートで日本ロムを遊べるようにしてくれる可能性もゼロではないので、様子見するのも手でしょう。
そう思う理由は、収録ロム数の割に各バージョンでファイルサイズにあまり差異がないからですね。
【PS4】
海外版1.02(12本):5.36GB
海外版1.03(12本):5.38GB
日本版1.01(24本):5.44GB
【Steam】
海外版1.02(12本):5.07GB
海外版1.03(24本):5.44GB
【スイッチ】
※他機種より容量が少ないのは、ライブラリの違いだそうです。
海外版1.02(12本):5.00GB
海外版1.03(12本):5.00GB
日本版1.01(24本):5.10GB
ファイルサイズの割には遊べるロム数が倍になってるのが不自然なので、おそらく日本ロムは実は海外版の時点でデータ的には存在してて、後からアップデートして遊べるようにしておくつもりだったのかもしれません。ウルトラストリートファイター4で、DLC収録予定のキャラデータはディスクに入れておいて、後から解禁したというケースがありましたので、それに類した大人の事情な気がしてます。
まぁ自分はお祭りだと割り切って海外版3機種持ってるのに、日本版2機種も買ってしまったので、あまり関係ないんですけれど。
なにはともあれ、発表当初は海外ロムのみだったのが、こうして日本ロムで遊べるようになったのは良いことです。海外スイッチ版を息子が遊んでたら、勝利メッセージやエンディングできょとんとしてましたが、これからはパパの思い出のゲームを息子と共有できると思うと嬉しい限りです。
個人的にはスト2Xがオンライン対戦できないことだけが心残りですが、40周年に期待することにしましょう!
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