本体発売前の体験会で、子どもたちが実に楽しそうにしてるのを見かけて、かなり期待していました。HD振動という未知のテクノロジーと、スイッチのデザインの良さが相乗効果になって、かなりワクワクしたものです。
スイッチ本体購入後にまみりんと2人で遊んでみたら「全然面白くない。大泉洋が面白そうにCMしてたけど、私にはわかってた、全然おもしろくないって事を!」と預言者のオババみたいな口調でいい出したので、息子が帰宅してくるまでHD振動は空飛ぶブンブンバーンしか体験してない状態だったのでした。
そして息子と遊んでみたら、けっこう喜んでくれました。ルールが分かりやすいので、単純なところがウケたんですかね。とはいえ思ってたよりは自分の中で盛り上がってないのも事実。確かに面白いんですけど、自分の中ではあのCMのパーティみたいな雰囲気までは達してませんでした。
後日スイッチを外に持ち出して色々な人に見せてみたら、これだと盛り上がったんですよね。ボールが中に何個入ってるか当てるゲームは、特に評判が良かったです。これぞHD振動の底力って感じ。
おそらく三名以上の多人数で遊ぶのが重要だと思いました。後ろで笑う3人目が居るかどうかで、かなり変わる気がします。お酒を飲んだりして、頭の中の常識のリミッターが外れるとなお良いのでは。羞恥心を捨ててからが真の勝負だ!
逆に言うと、一人だと全く楽しめないと思います。『はじめてのWii』や『メイドインワリオ』感覚で買ってしまうと、一人だけで遊べるゲームが殆どないので、やり込むのも厳しいですね。そこら辺で騙されたと思った人も居たんじゃないでしょうか。
そういう状況なのに一人で遊び込める貴重なミニゲームが、遊んだ人たちが全員「狂ってる」と即答した赤ちゃん寝かしつけってあたり、たちの悪い冗談にしか思えません。任天堂的には「お友達や恋人が居ない人でも、独身のうちから寝てくれない赤ちゃんの悪夢に慣れることが出来るのでオススメ!」って事なんでしょうか。あの寝てくれそうで寝てくれない瞬間、赤ちゃん育ててきた人なら痛感してくれる出来だとは思いますけど。
昔息子をあやした経験があるから、けっこう記録いけるんじゃないかな、と頑張って(はたから見ると、布団の上でスイッチ本体をゆすって枕に一心不乱に置いてる40代男性)みたら、20秒台が出たので満足しましたが、世界レベルは格が違いました。
おそらく、全国一位だと思います。 #12Switch #NintendoSwitch pic.twitter.com/KTVte9GBl1
— 模範的工作員同志/赤野工作 (@KgPravda) 2017年3月10日
1.2.switchの赤ちゃんの攻略法、おそらくですけど、自分の脈拍を聞くのが一番良いと思います。
— 模範的工作員同志/赤野工作 (@KgPravda) 2017年3月10日
1.2.switchの「赤ちゃん」。15秒までは理論であやせる。14秒からは心の震えが赤子に伝わる。
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開始3秒までに寝かしつける → 3秒以内にベッドに安置がパターン化出来れば10秒切れる。
— 模範的工作員同志/赤野工作 (@KgPravda) 2017年3月10日
なんだろう、もっと色々なものを捨てないと勝てそうにない……
というわけで一人でも遊べなくはないんですが(自分の中の何かを捨てれば)、やっぱり複数人居ないと存分には楽しめないですよね、コレ。極端な話、パッケージに「友達が居ない人は友達も買ってきてください」と注意書きがあれば良かったのかもしれません。友達が居ない寂しい人は、キャバクラやクラブに持っていったり、レンタル男の娘で心の隙間を埋めてみてはいかがでしょうか。
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