今となっては一ジャンルとなるまで成熟した感のあるデスゲームものですが、その中でもひときわ面白いと思ってる作品です。掲載誌がマイナーなせいか有名じゃないみたいですけど、これを読まずにいるのは勿体無い。
登場する「げぇむ」の内容がかなり多彩で面白いですね。人が死にまくりますが、直接的な残酷描写があるわけではなく、心理的にキツイ感じなのも新鮮です。これ考えた人はかなり性格悪いだろうなぁ(褒め言葉)。
Webで一話だけ試し読みが出来るんですが、これだけ見るとそこまで絶賛するほど面白いのか、と疑問に思われるかもしれません。しかしながら、できれば3巻くらいまで読んでみていただきたいところです。このあたりになると、世界の謎が気になりだして、絵的にもこなれてきたのと相まって、かなり吸引力が増してくる作品だと思います。特に「ビーチ」辺りの群像劇は絶品なので必読モノです。
現在は14巻まで発売されてるので、初めてこの作品に触れて一気読みできる人が羨ましいです。連載誌ではかなり終盤となっていますが、どのようにこの物語が締めくくられるのか、期待してやみません。
2014/04/08追記
最終章が週刊少年サンデーにて月イチ連載されるようです。掲載誌が変わったことで、もっと知名度が上がって盛り上がってほしいですね。
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