母の遺伝子

息子の写真を見せると、皆さん決まって「お父さんそっくりですねー」と言われるのです。自分じゃ全然分からないんですが、他の人からするとそっくりみたい。
こうして考えると、まるでまみりんに似てません。本当にまみりんが母親なんだろうか、ってくらいに似てるところがなくて、まみりん的には少し不満みたいです。
そんなある日、息子が珍しく静かにしてると思って様子を見に行ったら、なんとティッシュを食べてました。しかも満足そうに「ケプッ」とげっぷまで。

そう言えばまみりんは五歳くらいまで紙を食べてたらしいので、確かに息子はお母さんの血を引いてるみたいです。
はっ！　そう言えばまみりんは紙だけじゃなくて、ダンボールも食べてたらしいから、ダンボールで補強してる我が家のフスマもヤバいかもしれない！　息子に破られないように補強したつもりが、お菓子の家ができたと思ってるのかもっ！
もう少しマシなとこが母親似だったらいいのに……と思ったんですが、よくよく考えると似てほしいところとか特に無いですね。妻はともかくもう手遅れだし、自分の子どもは無個性でもいいから、素直に育ってほしいなぁ、とつくづく思うのでした。