団体戦前日の夜、遅くなったのでキタコーさんとちゅーげんさんが帰られました。明日はもう大会ですし、年だからか24時前には眠くて仕方なくなるので、早めに寝てしまおうかと思ったんですが、なんかやんまさんがやる気を出してます。
「嶽花さん、明日は大会なんだし、すこし対戦しておきませんか?」
正直眠かったんですが、わざわざ栃木から来られてるんだし、明日の大会に向けてサンドバッグになって自信持ってもらうのもありかなー、とか思ったので、押入れの奥からPS2用のRAPを出してきました。
この変換機、かなり使えると思ってます。有線コントローラーは不要だし、しいたけボタンやマイク端子もついてるし、なんといっても何も考えずに繋いでもあっさり使え、変換機につきもののトラブルが今のところ無いので、かなり安心してオススメしておきます。
そんなこんなで対戦開始。PS2のRAPなんで大丈夫かなー、とか思いつつ対戦してたら、なんか俺のヒューゴーが6連勝しちゃってるんですけど。最初のうちは話してたやんまさんが、今はもう完全に何も喋らなくなってる。やばい、微妙な雰囲気になってきた。そこで僭越ながらヒューゴー戦のアドバイスをすることにしました。
「投げはどうすればいいんですか!」
「飛んでください」
「飛んだらシュートダウンが来るんですけど!」
「その時は飛ばないでください」
「なんで、そんな上から目線なんですかー!」
「え、だって、さっきから勝ってないでしょ?」
正直、やんまさんはルイージUと違いサードだと男らしく前へ前へ進んでくるんですが、それだと運が悪いと事故ってダメージを食らってしまいます。それがヒューゴー相手なら尚更です、ギガス一発で体力半分以上奪われるんですから。明日からの大会はオフラインで行われるんで、OEでの強い行動とはまた違った考えで望んだ方が無難でしょう。
そういうわけで、逃げるべきポイントではとりあえずバックジャンプで逃げるとか、大足は空ぶったらダッシュギガスの餌食だから使うなとか、立ち中キックが意外とヒューゴー側は嫌だとか、雷撃が同じ打点にしかなってないので距離変えたりハイジャンプ混ぜたりしてかく乱するようにとか、とりあえずヒューゴー戦のセオリーっぽいものを伝えてみました。
要点をまとめると「とにかくクソ寒くいきましょう!」になります。はっきり言ってやんまさんの良さを全否定するようなアドバイスでしたが、効果があったのか段々と俺の方の負けが込んでくるようになったんで「ラグいし眠いんで、そろそろやめますか」と言い放って終了……しようと思ったんですが、「せっかくなんで、珍しいゲームで対戦しておきますか」とスト2HDの対戦を持ちかけてみました。
こちらの記事にけっこう詳しく紹介されてますが、簡潔に言うと海外タグがないと買えないゲームが複数本まとめて入ってるお得なディスクになります。ちなみに日本版の本体でも使えるので、海外タグなしでもスト2HDを遊べちゃうわけでして、まだ購入されてない方は検討されてみてはどうでしょうか。
グラフィックが悪い意味で海外っぽくなってはいますが、対戦バランスなどを見直して更に面白くなったスパ2Xみたいなもの、と思っていただければいいかと思います。スト4よりもシステムがシンプルで、足払い合戦とか間合い取りがかなり重要になるから、そういうのが好きな人には是非遊んでもらいたいですね。日本人の対戦相手がかなり少ないので、一緒に遊ぶ相手が欲しいところです。
そんなこんなで初めて遊ぶやんまさん相手に、延々とザンギエフのみで対戦して、わからん殺しにあけくれました。
「ザンギエフの小足ガードしたら、ジャンプしても吸われるんですけど?!」
「仕様です」
「え」
「昇竜拳うってください」
「今度は昇竜拳うってもガードされて、その隙を吸われるんですけれど?!」
「その時は昇竜拳うたないでください」
「……」
こ、これが初狩りってやつかー、楽しぃー!!
といった感じにスト3九州大会前日に、ザンギエフ30戦近くやって満足してからその日は寝ました。やんまさんの口数がやけに減ったような気がしますが、気のせいでしょう。
コメント