記事一覧
・1:用語解説
・2:環境整備
・3:画像生成
・4:拡張機能など
・5:プロンプト
・6:モザイク
・7:LoRA作成
・8:画像投稿サービス
・9:Patreonで収益
はじめに
前回はローカル環境構築の話で終わりましたので、当記事では実際にAIイラストを生成する流れを記載します。
すぐにでもラブプラス画像を出したい!という人向けに、余計な説明を省いた最短の説明となっています。
環境について
・ゲーミングPCを購入
・Stability Matrixをインストール(拡張機能など細かい話は次の記事で説明します)
今までの記事を読んで、上記は済ませた、という前提で話を進めます。
LoRAを探す
本質的にはモデルを決めてから、LoRAを探すとすべきですが、使いたいLoRAがないモデルを選択しても意味がないので、敢えてここはLoRAを探しましょう。
自分が利用させて頂いてるラブプラス系のLoRAは下記になります。
【Illustrious】姉ヶ崎 寧々 ラブプラス (Anegasaki Nene) (Loveplus) | Civitai
【Illustrious】小早川 凛子 ラブプラス (Kobayakawa Rinko) (Loveplus) | Civitai
【Illustrious】高嶺 愛花 ラブプラス (Takane Manaka) (Loveplus) – v1.0 | Civitai
これらはIllustriousモデルから作られたLoRAなので、おのずとIllustrious系のモデルを使うことになります。
余談ですが、LoRAなどが配布されているサイトこと civitai では、通常はプレビュー画像の右下のビックリマークをクリックすることで、プロンプト内容を表示して参考にできます。
ただセクシー系の画像だとデフォルトでは非表示になってるので、こちらの記事を参考に表示できるようにするといいでしょう。大雑把に書いておくと、プロフィールの一番下の方にある歯車マークを押して、BrowsingModeの閲覧レベルをONにしてけばいい、って感じですね。
モデルを選ぼう
ラブプラスLoRAにあわせて、Illustrious系のモデルを選びましょう。
自分は最初は下記のモデルを使ってました。
One obsession – 10.NOW_Illustrious2.0 | Illustrious Checkpoint | Civitai
次にNoobAI系のモデルを使いました。Illustriousから派生したモデルみたいなので、前述したラブプラスLoRAも使えるのだと思います。
Nova Anime XL – IL v6.0 | Illustrious Checkpoint | Civitai
最近使ってるのは以下のIllustrious系のモデルです。かなり使ってる人が多い、鉄板ともいえるモデルでしょう。
WAI-NSFW-illustrious-SDXL – v14.0 | Illustrious Checkpoint | Civitai
実際に幾つか気になるモデルを導入して、全く同じプロンプトでそれぞれ生成してみて、自分の好みの絵柄がでるものを選択するといいでしょう。
個人的には最後に紹介した「WAI-NSFW-illustrious-SDXL v14.0」をオススメしておきます。
プロンプトを書こう
モデルを選択して、寧々さんLoRAをインストール済であれば、あとは下記のようなプロンプトを書いて生成ボタンを押せば、意外とすんなり画像が生成されると思います。
(8k, RAW photo, best quality, masterpiece:1.2),(ultra-detailed), illustration,full body,a cute girl,1 girl ,solo ,cowboy shot,
BREAK <lora:anegasaki_nene_ilxl_v1:1> anegasaki nene, bag, blush, keychain, lying, mole, school uniform, serafuku, simple background, solo,medium brown hair, french braid,
ここまでできれば、あとはプロンプトをどう工夫して書いていくか、といった試行錯誤になっていくでしょう。
ようこそ、AI画像生成沼へ……
おわりに
最初に1枚まともな画像が生成できるようになれば、かなり心理的なハードルは下がったと思います。
次回は拡張機能など、生成するときに知ってた方がいい知識を紹介します。
コメント