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日記

暗闇の中の真実

少し早く帰れたせいか、まだまみりんが帰って来てませんでした。もうそろそろ帰ってくる時間なんだけど。しめしめ、と思ってまみりんを驚かそうと寝室の押入れでこっそり待ち構えてると、まみりんが帰ってきました。
「ただいまー」
俺が返事をせずにいると、薄暗い部屋の中、まみりんは電気もつけずに歩いてます。
「だーりーんー?」
俺は返事はしませんでしたが、まみりんは迷いもせずに寝室に来ました。自転車も置きっぱなしで靴もあったから、俺が寝室で寝てると思ったのでしょう。いつも俺が寝ている布団の目の前にまみりんが立っています。
そしておもむろにいつも俺が使ってる枕を足でにじにじと踏みつけるのでした。
「あれー?」
と首をかしげるまみりんを見て、俺も「えーっ?」と言ってしまうというものです。
「うわーっ! ダーリン、寝てたんじゃないの?!」
まみりんを驚かすのに成功はしましたが、俺まで驚かされてしまいました。違う意味で。

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