絵柄といい、出版社から連想される掲載誌といい、普段の自分の好みからすれば手にとりもしないところだったのですが、Amazonでの評価がほとんど満点だったので（たまに的外れというか個人的すぎる評価も存在していますが）、面白そうに思えたので読んでみました。結論から言えば、面白い方ではないかと思うのですが、良くも悪くも絵柄が気になりました。
身障者に対しての洗脳・人口肢体・殺人兵器化、といった内容なのにそこまで後味悪く思えないのはこの画風ゆえとも思えるんですが、逆に言えばこの画風に作風が合ってないのでは、と思わなくも無いのです。
掲載紙の傾向上、こういう絵柄なのは仕方ないでしょうし、むしろ自分が書きたいものを貫こうとしているのではないか、と外野は勝手に想像するにとどまりますが。登場する身障者が全員ロリはいってる女の子だけで、それを補佐というかコントロールしているのが年上の20代前後の男性のみ、というのは本人が望んだ設定なのか、否か。
こういう瑣末なことが気にならないのであれば（だいたい、自分は『国民クイズ』の絵柄が最高と思う価値観の持ち主なので）、世間の凡百の作品に比べれば遥かに読み応えはあるんじゃないかと思います。なんだかんだで自分も2巻が気になりますし。
ガンスリンガーガール
漫画
コメント