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ニンテンドースイッチ

ニンテンドースイッチでSDカードを変更

ニンテンドースイッチはSDXCカード(UHS-I)に対応してて、公式サイトでは読み込み速度は60〜95MB/秒が推奨されてます。
今までは読込速度が60MB/秒のカードを使ってました。
そんな中、知人が同じくらいの値段な100MB/秒のカードを買おうかなと言ってるのを見て「牧場物語が発売されたら妻用に二台目のスイッチ買わざるをえないし、今まで使ってたカードはそっちにまわせばいいか」と思って即座にAmazonでポチったら、その日の夕方に届きました。
アマゾンすげー! 自分の思い切りの良さもすげー! 家訓は思い立ったら吉日です!
データの移動方法は公式サイトでも簡単に書いてますが、旧カードの中身を新カードにコピーするだけです。
具体的にはカードリーダーを使って、PCへ旧カードの中身をまるごとコピー(FastCopyというフリーツールを使いました)して、新カードにPCからコピーしなおす、という作業になります。
60GBのデータを移動させるのに、片道あたり一時間近くかかってしまったので、カードリーダーはちゃんとUSB3対応のものを買ったほうがいいかなー、と後から思ってしまいました。次にカード変えるときは考えときますかね。
さて、どれだけスイッチでのロード時間が少なくなるんでしょうか。手持ちのソフトで一番ロードが長い、ナムコミュージアムでの起動時間の差異を動画にしてみました。



体感的には違いがまったく分かりませんでした。操作の誤差の範疇でしか違いがありませんでしたので、実質的にほぼ同じ時間と言ってよさそうです。疑問に思ったので、マリオオデッセイやマリオカートやボンバーマンRでも動画に録画してフレーム単位で確認(これらはYouTubeにはアップしてません)しましたが、やはりほぼ同じです。
DSや3DSのときには、本体仕様の都合で一定以上の速度がでないような制限を設けてたらしいので、ニンテンドースイッチも似たようなものなのかな……と納得しかけてたんですけれど、サンディスク社の記事だと、ゼルダだとカードにより差異が出てたんですよね。この記事だと起動時間はあまり差がないものの、セーブデータをロードする時にかなり差が出てました。
エクストリーム(90MB/秒)
ゲームカード
ウルトラ プラス(48 MB/秒)
という順番なので、ゲームカードは60MB/秒のカードと同等かと予想します。
というわけで、カード買う時は値段と容量だけでなく、読取速度が60MB/秒を超えているかも確認しておきましょう、という当たり前の結論に至りました。UHS-I規格対応なら大丈夫だろと思ったんですが、上記のように60MB/秒未満のカードも存在しますので、購入前は注意しておいたほうがいいですね。
カードも少しずつ値段が下がってきたり、同じ容量でも速度が上がってきてコスパが良くなってきてるので、もしカードを買うならまずは128GBくらいで様子見して、足りなくなったころには大容量のカードが安くなってるのを期待してもいいんじゃないでしょうか。
2017/11/18追記
気になってきたので、ゼルダのロード時間でも差異をチェックしました。今回はSDカードだけでなく本体メモリの時の計測も行っています*1
計測メディア
(1) 60MB/秒のカード(動画の左上)
(2)100MB/秒のカード(動画の右上)
(3)スイッチ本体メモリ(動画の左下。なお200MB/秒らしいです)
計測箇所
(A)スタートして暗転〜タイトルの「つづきから」にカーソル表示
(B)ロードするデータで「はじめる」を選んで暗転〜ゲーム開始して体力ゲージ表示

結果
(1-A)15.43秒
(1-B)36.01秒
(2-A)15.65秒(+0.22秒)
(2-B)34.97秒(-1.04秒)
(3-A)14.35秒(-1.08秒)
(3-B)32.65秒(-3.36秒)
前回の計測と違って計測範囲が長いので、微妙な速度差でも累積した結果、認識しやすくなった感じでしょうか。SDカードだと体感では気づかない程度の差ですが、本体メモリはやはり200MB/秒らしいので速度の恩恵が強いですね。
今回の動画だと、なぜか100MB/秒のカードが微妙に遅い結果な部分(2-A)があって気になりました。全く同じセーブデータであっても、実行するたびに多少の誤差があるのかも(タイトル画面画像の差異もありますし)と思ったので、5回実行してから平均値での比較も行いました。
平均値の結果
(1-A)15.41秒
(1-B)35.70秒
(2-A)15.33秒(-0.08秒)
(2-B)34.78秒(-0.92秒)
(3-A)14.64秒(-0.77秒)
(3-B)31.87秒(-3.83秒)
今度は割と予想通りの値になった感がありますね。やはりSDカードどうしだと、60MB/秒さえ超えてれば極端な差はなく、本体メモリはかなり速いという感じですね。ただ、読取り速度に反比例して速くなるわけではないですね。データを読んで処理して画面表示しているわけですし、そういうものなのでしょう。
とりあえずゼルダは冬のDLC来たらまた家族全員で遊びそうなので、本体メモリに保存しなおすことにしました。一人でスイッチ本体触ってたら前回の続きが即座にできますが、ユーザが変わると最初から起動するしかないので、4秒近く差が出るのは結構デカい気がしますし。
2017/11/19追記
HAMACHOさんによるカートリッジ版の実施結果です。


A 16.31秒(+1.10秒)
B 34.43秒(-1.27秒)
計測のたびに誤差が出たことも考慮すると、やはり60MB/秒のカードと同等くらいの速さと考えてよさそうですね。
あと余談ですが、同じスイッチ本体にて二枚のSDカードで別々のゲームだけダウンロードした状態でも試したところ、普通に使いわけが可能でした。SDカードにもメモリにもなければダウンロードしようとする、という挙動です。SDカードの抜き差しが面倒ではありますが、容量足りなくなったら古いゲームは別のSDカードに保持しておくというのも悪くない手段かと思います。もっと大容量のカードが適価で発売されたら、そんなことしなくても良さそうですが。
ついでに、USB3.0のカードリーダーでPCにデータを取り込んだら、どれくらい速くなるか計測してみました。使用したハブとリーダーはこちらになります。
Windows7にて、エクスプローラーではなくFASTCOPYを使ったところ、このような結果になりました。
TotalRead = 76389.2 MB
TotalWrite = 76389.2 MB
TotalFiles = 1993 (830)
TotalTime= 885.24 sec(14分45秒)
TransRate= 86.29 MB/s
FileRate = 2.25 files/s
前回はこれより13GB(=ゼルダ)少なかったのに、USB2.0だと1時間以上かかってましたので、少なくとも5倍以上は速かった計算になりますね。
そのうち128GB以上のカードが安価になったらまた乗り換えるでしょうし、今のうちに移行環境をより良い状態にできてよかったです。

  • 注1 : SDカードを抜いた状態でダウンロードすれば、自動的に本体メモリに保存されます。SDカードにするかメモリにするかといった設定は現時点ではないので、場所を変えたい場合はデータ整理した上でのダウンロードしなおしになります。

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