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漫画

ミュージアム

かなり強烈な印象を残すサスペンス作品で、ハラハラしながら一気に読み終えてしまいました。猟奇的なシーンが結構でてくるので、苦手な人には勧めづらいところはありますが、かなりぞくりとさせてくれるので、サスペンス好きな方は一見の価値ありでしょう。なお、一話が公式サイトで試し読みできます。
グロいシーンも確かにあるんですが、本当にキツいところは敢えて描写してない気がします。作者の方が本当に描きたかったのは、おそらく直接的な残酷描写による嫌悪感といったものではないのでしょう。このあたりはおそらくモチーフの一部となったであろう『セブン』や『SAW』といった映画に通じるものがあるような気がしますね。
以下は結末につっこんで書くので、完全なネタバレになります。特に”最終巻の作者からのメッセージ”関連については、ぼかしたりせず直接ズバリ書いてますので、本当に読みたい方だけクリックして読み進めてください。

本作品に掲載されていた短編もかなり面白かったので、今後、巴亮介氏が本当に描きたいものを思う存分発表できる場があることを、ただ祈るばかりです。

  • 注1旧『銃夢』の9巻で、ザレムの語源が小さな一コマにさり気なく描いてあったのに気付いた時の興奮は、今でも忘れられません。小説だと得られにくい類の仕込みっていいですよね。

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