闘劇予選日記 その4

戦いに疲れ、帰路に着く我々が家の扉を開けると、そこには俺の妻のまみりんが。
「みなさん、はじめまして〜」
するとみなさん微妙に緊張した顔で挨拶をするのでした。まみりんのかぶっているウサギ帽子から目をそらすように。
そして皆を俺の部屋に案内してゆっくりしていると、携帯にメールが。まみりんから部屋に来いとの命令でございます。仕方が無いのでまみりんの部屋へ向かうと、さっそく怒りゲージ満タンでした。
「なんなのいったい、あの薄い反応は?! わざわざおめかししたってのになんでノーリアクションなの?!」
「いや、反応しづらかったんじゃないの、いきなりアレじゃ」
「うさみみ可愛いですね、とかそういう感想もなくて、なんで普通に挨拶してるわけ、わたし?!」
「いや、なんかさ、俺もマリオの帽子かぶってから、嶽花家はみんな帽子かぶってるのかと思った、って言われてたよ」
「えー、なによそれー。まぁそれはそれとして、はじめさんって誰だったの?」
「ウッチャンナンチャンのウッチャンみたいな人」
「えー、あの人がー?! 見た目は普通じゃんかーっ!」
「まぁ、確かに見た目は普通かもね。見た目はね」
といった夫婦の会話を交わしたわけですが、こうなったのはそもそも、まみりんがはじめさんと会ってみたいとと思ってのことだったのでした。
「今度泊まる人達に、はじめさんって人がいるの? はじめさんって、あの?」
「うん、あの、はじめさん」
「あの変な人?」
「うん、そう」←否定しない
「うわー。一度見てみたーい!」←会いたいではないところがポイント
ちなみに、まみりんがはじめさんを意識した最初の文章は、下記の俺サイトへのリンク文でした。
私が嶽花さんに初めて逢った場所は私の行き付けのとある図書館でした。私が本を手にし、思案している所に、嶽花さんが静かに話し掛けてきたのがキッカケ。「模倣犯」が結ぶ縁、とでも申しましょうか。
私たちは暫くの間、小説について、また、漫画についても色々と語りました。嶽花さんの知識は深く、そして広いという理想的なそれで「人間やはり読書をするべきだ」としみじみと感じ入りました。その穏やかな会話に転機が訪れたのはとある言葉を私が発してからです。
「そうそう、私はゲームも好きなのです。もう古いゲームになってしまったかもしれませんが、ストIIIって格闘ゲームです」不意に出た「ストIII」の言葉に嶽花さんは異様に反応を示しました。「実はね、私もストIIIが大好きなんですよ。特にヒューゴーが」それから後の嶽花さんには「饒舌」という言葉がぴったり当てはまるほど。身振り手振りを交えながら格闘ゲームについて熱く熱く語っていただきました。
会話が終盤なるにつれ、嶽花さんはますますヒートアップ。興奮のあまり「あのくらいなら余裕でブロッキング出来ますよ」と言いながら車道に飛び出す嶽花さんをとめるのに、私は必死でした。嶽花さん、今度逢う時のストIIIの対戦を楽しみにしています。

ちなみにまだお互い出会ってない頃にこの文章は書かれたと人は言います。これを見た後にしばらくは「軽トラ赤ブロ余裕」と名乗っていた気がします。たしかに余裕だと思います。軽トラガードできさえすれば。
なにはともあれ、まみりんがラグナロクを始めて解放されたので、自室に戻りました。そう、はじめさんの待つ部屋へ……すでに彼は淡々とカタン盤を広げ、OJAさんとムナカタさんにルールを説明していたのでした。
今回の日程で一番重視していたのがこの瞬間です。はじめさんにカタンでリベンジ、それに全精力をそそぐ。そう、ここからが俺の真の闘劇なのです。絶対に今度こそは負かすっ……!!
※まだまだ続きます


ちなみに今回の日記は携帯&携帯用キーボードRBK120vで書いてみました。大きさ比較のために真ん中にゲームキューブを置いてみましたので、参考にどうぞ。
最近のガチャガチャのおまけはいい出来ですよね
携帯の性質上、「と」と入力するとワンテンポ遅れて「た」「ち」「つ」「て」と文字が変化してから「と」が表示されるのが気になりましたが、携帯でポチポチ入力するのに比べればかなり快適です。でもさすがにPCで更新する方が楽なので、旅行中に更新するとか、大会同時実況するとか、そういうとき以外はあまり使わないかも。

コメント

タイトルとURLをコピーしました