我が家では光ケーブル（Bフレッツ）接続で、ルータのDHCP機能でIPアドレスを自動で割り振って3台のPCで同時に接続できるようにしています。やろうと思えばドリームキャスト繋いで4台同時も可能です。
で、この環境において突然、俺のメインマシンだけがネットに繋げなくなりました。最近はノートン先生を解雇して（インストールするだけでブルーバック画面になってOSが起動しないとか酷すぎ）、ウイルスバスターをインストールしてトラブルらしいトラブルが全く無かったのですが、もしや……と思って他の2台のPCとのダウンロード状況などを確認したり、起動しないような設定にした結果、どうもバスター君はシロっぽい。
良く分からないまま、とりあえずSAFEモードで起動してみると、今度はちゃんとネットにつなげます。起動サービスを見比べてみたら、Apacheを起動してないのでLocalhostが使えない状況だったりしました。もしやと思って通常モードで起動しなおしてApacheを停止させますが、やっぱりダメ。
五里霧中な感じでエラーチェック（完全）をしたり、ウイルスチェックやスパイウェアチェックをしたり、それでも何も無いのでシステムの復元をしようとしてたら、何故かシステム領域がいっぱいいっぱいで復元領域が無くなってたり、謎のTEMPファイル（3ギガ！）を発見したので思い切って削除してみたり、といろいろやりましたが解決につながりません。
ここまで試して、ルータの設定画面を見てみました。すると3台しかPC繋いでないのに4つ目のIPアドレスが割り振られてました。全然意味が分かりません。誰かが俺のルータに見えないLANケーブルを刺してるのでしょうか。デバイスマネージャも正常だし、ローカルエリア接続も動いてるので問題なさそうだし、はてさて。
と思ってよく見たら、ネットワーク接続内にブリッジ接続なるアイコンが出来てます。誰、あんた？と思って他のPC見たらそんなアイコンはありません。SAFEモードで起動しなおしてみたら、どうもこのアイコンがIPアドレスを自動取得してるような雰囲気でしたので、思い切って削除してみたらこれが大正解。ちゃんとネットに接続できるようになりました。
問題はいつの間にブリッジ接続が使われるようになってたのか、という点ですが……こちらにも同様の件で困られた方がおられるんですが、「XPにおいてネットワーク機器が複数ある場合は勝手にブリッジ接続をXPが追加することがありますが仕様です」ということだそうです。
読み終わったら今まで不思議だと思えてたことがいろいろ納得できました。ルータ側で見たら、PCの数以上のMACアドレスでルータに接続しにきていることになってて困惑したのですが、良く考えたらMACアドレスってPCに一個だけあるんじゃなくて、あくまで部品一個一個に固有のアドレスがあるわけなのですよね。複数のネットワーク機器（＝複数のMACアドレス）が、勝手に作られたブリッジ接続で、勝手に接続しようとして、結局接続できなくなっていた、ということだった、と。
とりあえず一言だけ。マイクロソフトは死*1
- 注1 ： ※一言じゃ終わりそうになかったので省略させていただきました。
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