PR(記事内にアフィリエイト広告が含まれています)
スポンサーリンク
ツール

TMPGEnc Video Mastering Works 6

今まで動画編集ソフトは TMPGEnc 4.0 XPress を使ってたんですが、先日キャプチャユニットのMonsterX U3.0Rを購入してから、少し不満が出てきました。せっかく1080pの録画が出来るようになったのに、エンコードソフトの制限なのか60fpsじゃなくて30fpsまでの動画しか作れないのです(720pだと60fpsも可能)。
そう考えるとリリースされてからかなり時間がたったソフトだよなぁ……と思うにいたり、この機会に最新バージョンを試すことにしました。一ヶ月だけ使える試用版があるので、それで一週間くらい色々試してみた結果、なかなか使いやすくて問題も見当たらなかったので、購入を決意した次第です。
すでに同社のソフトを購入済だったので、優待価格で購入しました。なお一点だけ注意事項があるとしたら、ソフト起動時に毎回ネット経由で自動認証が入る(インストール後に一度だけパスワードを入れていたら、以降は再入力は不要)ので、オフライン環境だと起動すらできません。オフライン環境で使われる方は、購入を控えた方がいいかもしれません。
動画変換/編集ソフト TMPGEnc Video Mastering Works 6


ソフト紹介動画の音声は正直どうなんだろうといった感じですけれど、ソフト自体はかなり良好です。TMPGEnc 4.0 XPressを使っていた人は違和感なく使えると思います。今回64bitのみの対応になったためか、処理速度も速くなっていていいですね。
一番の目玉は、対応グラボがあれば、NVENCが使えるというところではないでしょうか。CPUでのエンコードに比べると若干画質が落ちるらしいですが、自分が試した範囲では明らかな差異は見受けられませんでした。
元ファイルとして、1080p、60fps、5:01のAVI動画をMP4変換してみました。どちらも24.45Mpps(VBR)の60fpsでエンコードしています。
.H264(CPU)
変換時間 15:05
ファイルサイズ 898MB
CPU使用率 100%くらい
NVENC
変換時間 8:12
ファイルサイズ 857MB
CPU使用率 20%くらい
こうして比べると、やはりNVENCの方が処理が速いし、CPU負荷が低いですね。動画の見た目も個人的にはまったく見分けがつかなかったんで、今の利用用途的にはもうNVENC一択でいいかな、と。
旧ソフトに比べどのくらい速くなってるのか気になったので、今度は30fpsで旧ソフトとの比較をしてみました。
TMPGEnc 4.0 XPress(.H264)
変換時間 3:40 
ファイルサイズ 883MB
CPU使用率 80%くらい
TMPGEnc Video Mastering Works 6(NVENC)
変換時間 7:34 
ファイルサイズ 712MB
CPU使用率 20%くらい
TMPGEnc Video Mastering Works 6で30fpsにしてみると処理フレームが半分になったこともあり、60fpsに比べるとかなり速く終わってますね。
一方 TMPGEnc 4.0 XPress だと同じ環境なのに倍近く時間がかかっています。今回のソフトおよびNVENCでの効果はかなりあると言えるのではないでしょうか。
今の使用用途だとエンコードはフリーソフトでも良かったんですが、途中で落ちたり、広告が入ったりといったこともあって、有料のほうが結局使いやすくて作業効率もいいかな、と。
あと当ソフトだと4Kや8Kの対応、.H265サポートといったところもあって、将来的に長く使えるソフトかなと思った結果、有料で高めではあるものの、このソフトにしてみた次第です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました