食物連鎖の頂点に立つ男

仕事の合間に休憩がてらこっそりネットで殺人事件のサイトを見ているんですが、これが面白くてやめられない。 はっきり言って読んでいて気分が悪くなるんですが、見ずにはいられないのです。下半身を剥出しにして立っている露出男を目の前にして、顔を両手で被い嫌悪感を露にしながらも、指の間からしっかり見ている気分に近いかもしれません。
どの事件もツライんですが、中でも衝撃的だったのが、1981年に起こった有名なパリ人肉嗜食事件です。簡単に説明すると、パリで日本人留学生が女友達を殺害。その場で彼女を生で試食。その4日後に逮捕されますが、心身喪失状態ということで不起訴に。遺族は浮かばれませんね・・。事件自体もおぞましいのですが、その後に出版された彼の著書にも目を見張るものがあります。
『霧の中』
『生きていてすみません 僕が本を書く理由』
『サンテ』
『蜃気楼』
『カニバリズム幻想』
『喰べられたい 確信犯の肖像』
『饗(カニバル)』
『少年A』
『殺したい奴ら』
『パリ人肉事件 無法松の一政』
『華のパリ 愛のパリ 佐川君のパリ・ガイド』
『まんが サガワさん』

この人全然反省してません。
『華のパリ 愛のパリ 佐川君のパリ・ガイド』て何のガイドだ・・。 絶対見つからない死体遺棄スポットとか載ってるんでしょうか。 食人族もびっくりの『まんが サガワさん』も見逃せません。サガワくんのフランス留学時代のお話から始まる食人漫画で、彼の拙い絵柄がまた何ともいえない雰囲気を醸し出してるらしいです。相当ヤバイ代物でしょう・・。 一度読んでみたいのですが、一部の書店にしか流通してないらしい。勿論一銭も出したくないから立ち読みで。
いろいろな事件を読んでみましたが、罪と罰って、何なの?と思います。
やっぱ世の中キレたもん勝ちって事なのか・・。

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